2020年6月の不労所得

コロナショックによる相場大混乱も落ち着きつつあった4〜5月。
投資的には小休止という感じですが、世間的には感染の勢いは全く収まっていないようです。

「先進国の金融緩和 vs コロナウイルス」の綱引きで相場が決定される歪んだ状況下、2020年6月の投資成績はどうなったのか?

2020年6月の不労所得

合計85946でした。
3月以来の好成績を収めることができました。

不労所得の内訳は以下の通り(色の付いている行) (単位:円):

上記は過去1年分のデータに絞っています。
今月はトラリピのほぼ一人勝ちと言う状況でした。
傾向としては円安方向だったものの、適度に乱高下する相場で、ロング・ショートともに、クロス円のポジションは順調に利益を積み上げました。

トライオートETFもナスダック指数の上昇に乗って利益を重ねたものの、両建てのショートポジションの損切りがあり、冴えない成績に落ち着きました。

月ごとの不労所得の合計をグラフにしてみました。

こちらは投資開始時(2018年6月)からの全データになります。

コロナ・ショックの嵐が最も激しかったのは2020年2月下旬〜3月中旬でした(△の実感)。

しかし、その後徐々に落ち着きを取り戻し、経済再開の話も流れる中で、6月は本格的に上昇相場に転じました。
今月はその恩恵に預かることができたというわけです。

CFD(差金決済)は、相場下落持はショートで、上昇時はロングで利益を出せますので、今回の一連の混乱(暴落→回復)時にはとても有利ですね。

月ごとの集計に累計の不労所得額を重ね合わせたのが以下のグラフになります。

70万円の大台まであと一息のところまでやってきました。
3月のボーナスステージほどではないものの、今月も線グラフがぐいっと上向きました。

△の種銭は800万円弱ですのでこの程度の増え方ですが、より大規模な投資家はコロナショックで大儲けしたのでしょうね。
富裕層がますます豊かになる仕組みを肌で実感できます。

資産評価額

資産評価額の推移も記録しておきます。
投資へ投入したお金(種銭)が、今現在いくらになっているかに関するデータです。

△は資産評価額より不労所得狙いで投資をしていますが、それでも「資産評価額>種銭」だとなお良いと思います。

さすがに3月はコロナ・ショックの最盛期だけあって、100万円以上含み損となりましたが、現在はほぼ±0に戻っています。

2020年6月末現在は以下のとおり。 (二重下線は不労所得が発生する項目。単位:円)

過去1年分のデータに絞っています。

今月は投資額に対して、およそ4万円の赤字です。
前月は31万円の赤字だったので、ほぼ回復したと言って良いでしょう。

米国株とFTSE100が足を引っ張る状態で、気長に回復を待つつもりです。
上記から分かる通り、分散投資は失敗しない投資においては基本ですね。

各投資先の割合を円グラフにすると以下のようになります。

投入額の比率は、
グリーン(低リスク):76%(前月比+1)
イエロー(中リスク):15%(前月比-1)
レッド(高リスク):9%(前月比±0)
(四捨五入のため合計100にならない場合あり)

2020年6月現在、7797000円を投入しており、時価残高は7751252円です。
約0.6%の減価ですので、含み益までもう一息です。

7月以降はどうする?

ウイルスの猛威は地域を移りつつ、終息の見込みはなさそうですが、△の投資戦略に変更はありません。
以前の記事;立志2020年verで記した通りの方針で淡々と進めていきます

さて、今のところ、先進国の金融緩和によって持ちこたえている株価・為替ですが、実体経済の悪化の影響が全く出ないとは言い切れない状況。

△の投資戦略は、ロング・ショートいずれに転んでも利益を出すものなので、今後の相場に興味はないものの、乱高下する状況ならば助かるなあと。

ワクチンができるまでは終息しないのは明らかですので、それまでは相場の混乱は繰り返されるのではないかと考えています。

ワクチンの完成・流通までは4〜5年でしょうから、混乱期間は相当長くなるとみて、種銭を分散してじっくり投資して行こうかと(つまり、計画通り淡々と)。

投資は逃げる時は一気に逃げるのが鉄則ですが、ポジションを持つ時はじっくり分散がセオリーですしね(とくに相場が読めない素人の場合)。

各投資先の月次レポート

各投資先の月次レポートは以下のリンク参照(記事作成次第リンク):

来月も頑張りましょう。

▶︎低リスク群と判断している投資:

トラリピ:FXの自動売買(初心者はレバレッジは低く設定すること)
マネースクエア
WealthNavi:海外ETFを毎月積み立て

WealthNavi
つみたてNISA:投資信託を毎月積み立て。税制優遇あり

SBI証券[旧イー・トレード証券]
iDeCo:投資信託を毎月積み立て。税制優遇あり

【確定拠出年金(iDeCo)専用】SBI証券

▶︎積極的に相場を読んでチャレンジしたいというときは:

トライオートETF:底値を狙ってスイングトレードに
インヴァスト証券「トライオートETF」