2020年12月:FTSE100からの不労所得

2020年12月のFTSE100結果

リターン(配当から金利相当額を引いた残り、及び決済益)は-189027円でした。
詳細は以下の通り(色が付いている行):

12月末で3建玉を決済してポジションを解消しました。
理由は2020年3月の強制決済を前に、節税も兼ねて決済した方が良いと判断したため。

これまでの累計配当相当額との差額で、トータル約11万円の赤字で終了です。

1枚当たりの配当と金利相当額の状況は以下のとおり:

金利相当額が安定しないものの、低水準であることには変わりありません。
配当は昨年に比べてやはり減っていますね。

投資開始以来の毎月のリターンをグラフに示します。

マイナス方向にグラフが突き抜けているのは、「金利相当額>配当相当額」となっていることによります。

建玉全てを決済したことにより、12月は評価損が発生しています。

続いて、累計リターンのグラフを重ねてみましょう。

ただ、累計リターンが7万円を突破していたため、トータルでは11万円のマイナスでFTSE100の投資は終了しました。

FTSE100のチャート

△が取引をしている岡三オンラインの過去1年分のチャートを引用します。

結局6500の壁を越えることができず低迷が続いていました。
全決済も6500でできたため、悪くない終わり方だと思います。

今後の予想

2020年12月31日でイギリスはEUから完全に離脱をしました。
関税はゼロを維持する合意に達したものの、不安定要因は多く、価格上昇の材料が見つからないという感想が正直なところ。

現行のくりっく株商品の廃止(2021年3月)までに、価格上昇の確率はかなり低いのではないかと思います。

今後行うこと

ということで、現在のくりっく株の存在しない状態では、FTSE100については撤退することにしています。

GMOに移る選択もありますが、投資先を整理したいということもあり、当面再参入はないかなあと思います。

投資は自己責任が基本、くりっく株365の改悪自体は自己責任ではないものの、それに対する対処は自己責任。
この商品に関してはなかなか良い勉強になりました。