2020年6月:つみたてNISAの成績

SBI証券[旧イー・トレード証券]

つみたてNISAは毎月の配当はありませんが、毎月月末に成績を振り返っていきます。
WealthNavi/iDeCoとともに、トラリピ(FX)のリスクヘッジという役割で投資しています。

2020年6月の結果は以下のとおり:

過去データが増えてきたため、過去1年分のデータに絞っています。

今月も堅調な成績で、7%程度の含み益がでています。
と同時に、安く買える時期は過ぎ去ってしまったようで、やや残念ですね。

個人的には安く買えるチャンスが1年程度続いて欲しかったのですが、まだまだ二番底・三番底があるかもしれませんので淡々と積み立てを継続しましょう。

つみたてNISA開始以来の積み立て額と評価額をグラフで示します。

コロナ・ショックが本当にあったのか信じられない回復ぶりです。
昨年末の絶好調な時期と同じ水準の含み益ですので。

金融緩和の偉大さを、このグラフから読み取れます。
個人的な感想ですが、実世界の混乱に比べて、評価額の下落幅が小さいですよね。

さて、△は月3万円(ボーナス時6月&12月:5万円)の積み立てを「eMaxisSlim S&P500」と「ひふみプラス」の2つの投資先に均等に投資しています。
米国を代表するインデックス vs 日本のアクティブ投資といった戦いです。

両者のこれまでの戦績は以下のとおり:

ひふみプラスがS&P500を突き放し始めました。
これは意外ですね。

おそらくは、日本の個別株に割安なものが多く残っていて、それをコロナ・ショック期間中に組み入れたのでは?
と、△は想像しているのですが、どうなんでしょうか?

暴落時こそ、アクティブ投資の本領発揮。
割安株をどんどん発掘して、資産をどんどん増やしてほしいです。
他人任せですが、ひふみプラスにはちょっと高めの手数料を払ってますし。

さて、つみたてNISAは2018〜2037年の間、毎年40万円までが非課税という太っ腹の制度です。
月々3万円ちょっとなので、無理なく開始できる投資だと思います。

各投資については、投資開始年から20年間非課税ですのでありがたい優遇制度です。
また最近の商品ラインナップは低コストの優れた商品も多いので、初心者にも優しい投資だと思います。

公的年金だけでは長生きリスクに対処できないことは明らかになってきましたので、自分で年金作りは必須項目になりつつありますし。

つみたてNISAは「非課税」「低い手数料」というアドバンテージがあるので、積立型の投資の入門には良い選択だと思います。

また、リターンは低くとも、低リスクで時間をかけて増やす商品がほとんどですので、初心者向きといえるでしょう。

iDeCoは掛金が非課税ですが、60歳まで引き出すことができず、それがハードルを感じることもあります。
それならば、つみたてNISAから始めてみるのもいいと思います。

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