2019年2月:米国VIからの不労所得

2019年2月の成績

1月に引き続きVIXは安定しており、価格調整額がプラスに転じました。
2本で944円でした。

なお、今月から米国VIと米国VIベアETF(SVXY)のデータを別々に取ることにしたので、上の表には米国VIの建玉2つのみデータになります。
米国VIは短期保有、SVXYは長期保有が前提なので、データを統合する意味はないし、そもそも見づらかったので。

価格調整額のプラスは1月よりも増えています。
1本あたり472円の調整です。
このままチャートが横ばいを続けて価格調整額を毎月受け取れれば最高なのですけどね。

そして、時価残高がプラス1571円。
やはり、昨年10〜12月の株価調整で、相当のマイナス価格調整額を喰らったものの、なんとか持ち直しました。
2月は相場的に右肩上がりの回復期でしたからね、一安心です。

米国VIのチャート(2019年2月)

2018年11月以降の4ヶ月チャートは以下のとおり。

ここでは表示されていませんが、2018年10月に一度目のピークがやってきていました。
管理人はそこでポジションを持ちましたが、2度目のピーク(12月)こそが本命の空売りベストタイミングでしたね。

とはいえ、空売りは2本までと決めていたので、ぐっと我慢して指をくわえて眺めるだけでした。
結果的に1本あたり75000円という証拠金を投入しており、80USDまで高騰しても耐えうる設定だったので、もう5〜6本空売りしても余裕でしたが。

まあ、そんなことは後からチャートを見てるからこそ言える結果論。
今回は米国VIの取引体験ということで。次は今回の経験を活かしましよう。

今後の予想

この記事を執筆している2019年3月9日現在、またしても株価軟調の兆しが見えてきましたね。
じつは3月の頭にその予兆は感じていたのですが。。。

上の記事の要約は「VIX下がりすぎだよ!これは反転上昇するかも」ですが、2019年3月9日現在はASK 16.68USDですね。
ちなみに同日のVIX/VIX3Mは0.94です。
(こちらは空売りの目安といわれる1.00は超えていない)

さて、思い当たる節は何でしょうか?
今回はFRBによる政策金利問題や、米中貿易戦争など、具体的に指標の悪化を招くイベントは発生していません。
ただ、中国をはじめとした世界各国の景気の減速やリセッションが数値として現実味を帯びてきたことがあります。

EUの成長率予想の引き下げもありましたね。
そして米中貿易交渉の行方やブレグジットの結末など、ペンディング案件もモリモリです。
つまり世界は不透明で良いニュースが見当たらない状態ということです。

すでにポジションは決済しました

なんとなく嫌な予感がしたので、2019年3月4日に決済しました。

決済時の価格は14.76USD(2019年3月9日現在:ASK 16.68USD)。
建玉を持ったのが16.21USD20.01USDの時ですから、まあ妥当な決断かな。
結局今回の米国VIの取引は3681円の利益で終了です。
牛丼10杯分ぐらいかな?食わんけど。

初めての経験ですので、マイナスにならなかっただけ良しとしましょう。
思えば昨年10月以来5ヶ月のお付き合いでした。
ポジション保持〜決済の経緯や反省点は別記事としてあげようと思います。

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5ヶ月にわたって米国VIをショートした記録は以下の通り: