10月に入り、株価の上値が重く調整も入っている状態。
為替も円高方向にシフトしている状況で利益を出しにくい環境。
そのような状況下で今月の投資成績はどうなったのか?
2020年10月の不労所得
合計16632円でした。
先月に引き続き一休み。
というか先月の半分に減っています。
上記は過去13ヶ月分のデータに絞っています。
トラリピとトライオートETFがともに不振で5月以来今年2回目の目標(月3万円)未達成。
米国の大統領選を前に、株安・為替のボラティリティの低下など、差金決済(CFD)にはやや厳しい環境が続いているからでしょうか。
こちらは投資開始時(2018年6月)からの全データになります。
利益のほとんどはCFDでの決済によるものです。
コロナ・ショック時は、株価下落と円高のトレンドだったため、おもにFX(トラリピ)のショート(空売り)で利益を稼ぎました。
それが3月前後の利益の源です。
いっぽう6~8月は株価の回復と円安に乗じて、トラリピ・トライオートETFともにロング(買い)で利益を得ています。
そして9~10月は株安と為替の低ボラティリティで利益が停滞している状態。
こういう時期もありますよね、と納得しましょうか。
月ごとの集計に累計の不労所得額を重ね合わせたのが以下のグラフになります。
この2ヶ月は伸びが鈍化しているので、今年中の100万円達成は難しそう。
米国大統領選以降の市場の動きが大きければ逆転もありえるでしょうが。
ともあれ、今年の不労所得は50万円以上を達成済みですので、欲張らなくても良いかなというのが正直なところです。
資産評価額
資産評価額の推移も記録しておきます。
投資へ投入したお金(種銭)が、今現在いくらになっているかに関するデータです。
△は資産評価額より不労所得狙いで投資をしていますが、それでも「資産評価額>種銭」だとなお良いと思います。
10月最終週は欧米株の下落が顕著で、一気に資産総額は減っています。
その結果およそ30万円の赤字に転落しています。
2020年10月末現在は以下のとおり。 (二重下線は不労所得が発生する項目。単位:円)
過去13ヶ月分のデータに絞っています。
グリーンはコア投資(メインの投資先)、イエローはサテライト投資サブの投資先)を示します。
今月は投資額に対して、およそ30万円の赤字です。
英国の株価指数FTSE100が先月にも増して足を引っ張っており、米国株とトライオートETFは米国株の調整の影響を受けています。
さらに、トルコリラのスワップの赤字幅が急激に拡大中。
2年前1TRY=18JPY台だったレートは12JPY台まで下落し、スワップのレートも下がるなか、リラ安をスワップで補えなくなっています。
投入額の比率は、
コア投資:78%(前月比+1)
サテライト投資:22%(前月比-1)
(四捨五入のため合計100にならない場合あり)
2020年7月現在、8354000円を投入しており、時価残高は8060891円です。
投入額が1000万円に接近し、毎月の変動が数十万円単位になってきました(前月比マイナス30万円)。
来月以降はどうする?
欧米では大規模金融緩和が実施中。
ただ、米国の本格的に経済対策は大統領選後、欧州は感染症の再拡大で、金融緩和の神通力は弱わりつつあります。
その結果が資産の目減りにつながっている様ですね。
ただし、円高がなかなか進んでいないこと、日本株への悪影響は限定的なところが、リーマン・ショック時と状況が異なります。
なお△の投資戦略に変更はありません。
以前の記事;立志2020年verで記した通りの方針で淡々と進めていきます
△の投資戦略は、ロング・ショートいずれに転んでも利益を出すものなので、対応することはただの1点。
資金管理を万全にして、取引から退場しないことです。
新型コロナのワクチンの完成・流通までは4〜5年かかるでしょうし、米中対立など火種は盛り沢山なので、まだまだ相場の混乱は続くでしょう。
ということで、種銭を分散して、プラン通りにじっくり投資して行くのがベターでしょう。
たまに訪れるチャンス(株価の調整など)は逃さず大火傷しない程度の投入額でにチャレンジはしますが。
各投資先の月次レポート
各投資先の月次レポートは以下のリンク参照(記事作成次第リンク):
来月も頑張りましょう。
▶︎じっくり戦略のコア投資:
WealthNavi:海外ETFを毎月積み立て
つみたてNISA:投資信託を毎月積み立て。税制優遇あり
iDeCo:投資信託を毎月積み立て。税制優遇あり
▶︎がっつり儲けたいサテライト投資: