2020年7月:VIX系投資の成績

 

2019年10月からVIX系投資は一つの記事にまとめることにしました。
対象商品は以下の3点です:

▶︎米国VIショート
▶︎米国VIロング
▶︎米国VIベアETF(SVXY)

それぞれについて成績を記録していきましょう。

米国VI(ショート&ロング)

2020年1月にロングの建玉を決済して以来ノーポジションです。

コロナ・ショックのため、2020年2月24日以降、ショートポジションは規制がかかっていてポジションを持つことはできません。

ということで、建玉はなく損益も発生せず。

毎月の損益と時価残高の推移を以下のグラフに示します:

売り規制でショートポジションが持てないことはやむを得ないです。
ただ、コロナ・ショック直前の1月にロングポジションを決済したことが実に悔やまれます。

過去1年のチャートは以下の通り。

ただ、初心者的には退場しないことが第一目標なので、今回は勉強になったと納得しましょう。
次のチャンス(10年後?)にはきっとうまく立ち回ることができるでしょう。

米国VIベアETF(SVXY)

こちらは価格が下がるたびに指値で建玉を増やしており、現在は8に。

評価損益については、決済したものだけを対象にしています。

ということで、これまでずっとホールドし続けているSVXYについては評価損益はゼロです。

なお、2020年3月以前は記録していなかったため(VIX系はまとめて算出していた)、記録は2020年4月以降のものだけです。

毎月の損益と時価残高の推移を以下のグラフに示します:

SVXYは基本的にホールドして将来の値上がりを待っていますので、月ごとに売却することは基本的になく、損益が発生することはありません。

ただし、金利調整額は発生するので、資産は減価していきます。
ちなみに、2020年7月現在の金利調整額(ロング)は1建玉あたり-0.3円程度です。
△は8建玉なので、1日で2.4円、30日で72円減価するわけです。

これを承知の上で投資する必要があります。
手数料みたいなものだと割り切れば安いものだと個人的には思っていますが。

過去1年のチャートは以下のとおり:

こちらも価格は今のところ落ち着いています。
現在は30USD前後を行ったり来たりしており、好調な米国株とは対照的に低迷したままです。

VIXに逆相関する商品ですので、VIX指数が下落しない限り元に戻ることはないですけれど。

ただ、見方を変えれば、現在のSVXYは史上最低価格で購入できるチャンスともいえます。
レバレッジ1倍でも約3500円で購入できますので、お手軽に購入出来ますね。