トライオートETFとはCFDの一種で、ETFを自動売買する投資商品です。
ETFといえばWealthNaviのように、長期ホールドして将来の値上がりを待つ投資法もありますが、それに対して、トライオートETFでは短期間に売買を繰り返します。
基本的に「上昇相場&ロング取引」で強みを発揮しますが、下落時にも利益を拾えるように自動売買の設計がなされています。
CFDなのでレバレッジもかけられ、相場急変時のリターン率は極めて優秀です。
2020年7月のトライオートETF結果
(直近13ヶ月のデータを提示しています)
両建ての「売り」建玉はすべて解消され、今月は「買い」の決済のみ。
いったん調整が入ったので、うまく底値で追加ポジションを取り直せたので、その回復とともに利益を重ねました。
そして、その追加ポジションは価格が天井に達したので解消しました。
基本的にスイングトレードの手法を取れば効率的に利益が出せるので、価格が天井に達したら、一部のポジションを解消して現金化し、価格の下落(調整)時に再度ポジションを取り直すのがベストですね。。
さて、ヘッジャーの「売り」は稼働停止しており、ポジションは「買い」のみ。
先月の目論見通り、価格の上昇が続いて利益が順調に出せました。
投入金額はわずか20万円なので、年利換算170%近い数字。
スイングトレードがはまれば最強の投資法です。
毎月の損益に累積損益のグラフを重ねてみます。
5月と6月は落ち着いていましたが、再び加速し始めました。
価格の天井は近づいているものの、まだ利益を出す余地はあるので、8月には累計10万円に達するのは確実。
ナスダックトリプルは、コロナ・ショックほどの大きな暴落〜回復時でなくても、「トリプル」の名に恥じないボラティリティの大きな値動きが特徴ですので、今後もチャンスがあるでしょう。
ナスダック100トリプルのチャート
過去1年分のチャートです。
ついにコロナ・ショック前の値まで回復しました。
金融緩和の威力とはいえ、ここまで実体経済と乖離していると、今後の暴落があるのではと疑心暗鬼になってしましますね。
今後の予想
コロナ・ショックによる実世界のパニックと相反して、ナスダックを含む株式市場は好調なようです。
実体経済と全くリンクしていない原因は各国政府が投入する緩和マネーによりますが、リーマン・ショック時の対応への反省を踏まえていることは間違いありません。
となると、リーマン・ショック時に到来した二番底や三番底はやってこないかもしれません。
ただ、コロナ・ショック前の最高値に達した後は、調整を警戒しておこうと思います。
今後行うこと
現在のポジションはナスダック100トリプルヘッジャーを1本のみ。
もう1本は価格が天井に達した際に解消したので、現金で次の価格下落に備えています。
現在の直近の最高値は130。
そこから15〜20%の下落で追加ポジションを得る予定。
第2次コロナ・ショック、米中の対立、予想外のアクシデントなどなど、チャンスは何度もやってくるので、焦らずベストタイミングでポジションを取っていきましょう。