2020年5月:つみたてNISAの成績

SBI証券[旧イー・トレード証券]

つみたてNISAは毎月の配当はありませんが、毎月月末に成績を振り返っていきます。
WealthNavi/iDeCoとともに、トラリピ(FX)のリスクヘッジという役割で投資しています。

2020年5月の結果は以下のとおり:

過去データが増えてきたため、過去1年分のデータに絞っています。

株価は戻し、投入額とほぼ同額の評価額まで戻っています。
欧米を中心にコロナ禍は収束の気配を見せていないにもかかわらずですが、株価は実体経済の先行指標という言葉を信じれば、世間の経済的混乱も一段落なのでしょうか?

個人的には安く仕入れるチャンスが1年程度続いて欲しいのでやや残念ですが、まだまだ二番底・三番底を期待して淡々と積み立てを継続しましょう。

つみたてNISA開始以来の積み立て額と評価額をグラフで示します。

4月に2月と同じ水準まで戻しまし、その勢いをかって5月は含み益の状態になっています。
インデックス投資のようなパッシブ運用は、莫大な利益は見込めないものの、下落率も小さくて心臓に良い投資です。

おかげで、コロナ・ショックの混乱の中でもぶれずに継続することができます。

さて、△は月3万円(ボーナス時6月&12月:5万円)の積み立てを「eMaxisSlim S&P500」と「ひふみプラス」の2つの投資先に均等に投資しています。
米国を代表するインデックス vs 日本のアクティブ投資といった戦いです。

両者のこれまでの戦績は以下のとおり:

今月は米国株の持ち直しもあり、ひふみプラスにeMaxisSlim S&P500が追いつきました。
とはいえ日米ともに、政府による金融緩和が株価を支えているので、この歪な構造がどのような結果を生むか予断を許しません。

今は厳しい時ですが、こういう時ほど中小で割安で有望な株を発掘するチャンス。
ひふみプラスにはそれを期待しています。

さて、つみたてNISAは2018〜2037年の間、毎年40万円までが非課税という太っ腹の制度です。
月々3万円ちょっとなので、無理なく開始できる投資だと思います。

各投資については、投資開始年から20年間非課税ですのでありがたい優遇制度です。
また最近の商品ラインナップは低コストの優れた商品も多いので、初心者にも優しい投資だと思います。

公的年金だけでは長生きリスクに対処できないことは明らかになってきましたので、自分で年金作りは必須項目になりつつありますし。

つみたてNISAは「非課税」「低い手数料」というアドバンテージがあるので、積立型の投資の入門には良い選択だと思います。

また、リターンは低くとも、低リスクで時間をかけて増やす商品がほとんどですので、初心者向きといえるでしょう。

iDeCoは掛金が非課税ですが、60歳まで引き出すことができず、それがハードルを感じることもあります。
それならば、つみたてNISAから始めてみるのもいいと思います。

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