2019年10月からVIX系投資は一つの記事にまとめることにしました。
対象商品は以下の3点です:
▶︎米国VIロング
▶︎米国VIベアETF(SVXY)
それぞれについて成績を記録していきましょう。
米国VI(ショート&ロング)
2020年1月にロングの建玉を決済して以来ノーポジションです。
コロナ・ショックのため、2020年2月24日以降、ショートポジションは規制がかかっていてポジションを持つことはできません。
ということで、建玉はなく損益も発生せず。
売り規制でショートポジションが持てないことはやむを得ないです。
ただ、コロナ・ショック直前の1月にロングポジションを決済したことが実に悔やまれます。
その理由は以下のチャートを見れば一目瞭然。
ただ、初心者的には退場しないことが第一目標なので、今回は勉強になったと納得しましょう。
次のチャンス(10年後?)にはきっとうまく立ち回ることができるでしょう。
米国VIベアETF(SVXY)
評価損益については、先月までは含み益・含み損ベースで算出していましたが、今月からは決済したものだけを対象にしています。
ということで、これまでずっとホールドし続けているSVXYについては評価損益はゼロです。
なお、2020年3月以前は記録していなかったため(VIX系はまとめて算出していた)、記録は2020年4月以降のものだけです。
SVXYは基本的にホールドして将来の値上がりを待っていますので、月ごとに売却することは基本的になく、損益が発生することはありません。
ただし、金利調整額は発生するので、資産は減価していきます。
ちなみに、2020年4月現在の金利調整額(ロング)は1建玉あたり-0.3円程度です。
△は6建玉なので、1日で1.8円、30日で54円減価するわけです。
これを承知の上で投資する必要があります。
手数料みたいなものだと割り切れば安いものだと個人的には思っていますが。
こちらも価格は今のところ落ち着いています。
また、下落の度合いとしては2018年2月のVIXショックを超えていますので、これ以上は下がりにくいのでは?と考えています。
2018年9月17日、あまりに値下がりしすぎたSVXYは4枚を1枚にまとめて価格を上昇させる併合措置を取ったのですが、現在の価格を併合前の価格に換算すると8.5USD。
VIXショック後の最低値は10USD。
実質的な価格はVIXショック時を下回っています。
見方を変えれば、現在のSVXYは史上最低価格で購入できるチャンスともいえます。
レバレッジ1倍でも約3500円で購入できますので、政府から支給される10万円の使い道にいかがでしょうか?