2020年2月のスワップ結果
通貨はトルコリラ(TRY)のみで1452円でした(色付きの行)。
1ヶ月あたり1000通貨をレバレッジ1倍で買い増しています。
過去1年間の推移を示しています。
所持数は17000通貨。
毎月1000ずつ通貨数は増えているものの、スワップポイント物凄い勢いで減少中です。
理由はトルコの政策金利下げに応じて、スワップポイントも減らされているから。
ただ、政策金利はいまだに10%を超えており、以前なら1000通貨あたり8〜9円になったはずです。
ポイントは証券会社のさじ加減次第ですので、今の低いポイントが維持されるとは限りませんが。
ともあれ、現在の年利換算レベル(5.8%)では高金利通貨とはいえないかもしれまえんね。
2018年10月以降に発生したスワップポイントを月ごとのグラフにまとめました:
所有通貨数は増えているものの、この2ヶ月は急激にスワップポイントを減らしています。
今年に入って伸びは鈍化していますが、累計スワップは順調に増加中。
1ヶ月あたりの積み立てを増やすことを考えなくもないですが、現在のトルコリラは安定通過とはいえないので、1ヶ月1000通貨ぽっちで継続しています。
TRYのチャート(過去1年)
過去1年間のチャートを示します。
オーバーレイしている部分が2月の範囲です。
レバ1倍だと毎月の積み立て(1000通貨)額が17000円に減少し、この点はgreatです。
レバ1倍だとロスカットの恐れが基本的にありませんので、平穏な精神状態が保てるのも利点です。
スワップカレンダー
△はマネックス証券で取引しているので、以下はマネックス社のレートです:
2月は3~4円で推移しています。
しかし、時に1円代になることもあり、不安定なトルコ情勢を反映していると思います。
今後の予想
今の最大の懸念材料はトルコとシリアとの戦争。
正式に開戦していますが、一方で停戦に合意したという報道もあり、情勢は混沌としています。
シリアの背後にはロシアがついていますので、ロシアまで敵に回して戦争を続ける利点は見出しにくいのですが。
それにしても中東各国の関係性は複雑すぎて、何が起きても驚きませんね。
また、対EUに対しては、移民の防波堤という役割を放棄すると宣言し、欧州への移民の移動制限を公式に解除しています。
これでEU各国との関係も悪化することが予想されます。
米国との関係も良好とはいえませんし、友好国を減らしているトルコは一体どこへ向かってるんでしょうか?
トルコの政策金利に関しては順調に下落中で、ひとけた台も見えてきました。
それ以前:24%
7/25:19.75%
9/12:16.5%
10/24:14%
12/12:12%
1/16:11.25%
2/19:10.75%
とくにリラ安を背景に観光産業が潤っていたトルコにとって、世界の移動を制限する今回の疫病の流行は痛手になること間違いなし。
総合的にみて、トルコ経済が復活して安定したリラが戻る道筋は全く見えていません。
今後行うこと
2020年も月1000通貨の積立は継続し、合計17000通貨となりました。
スワップは少なくなったとはいえ、長期に継続した結果を検証したいので引き続き積み立てを続けていきます。
レバレッジ1倍ですから利子が高い貯金感覚ですね。