つみたてNISAは毎月の配当はありませんが、毎月月末に成績を振り返っていきます。
WealthNavi／iDeCoとともに、トラリピ（FX）のリスクヘッジという役割で投資しています。
2020年3月の結果は以下のとおり：
過去データが増えてきたため、過去1年分のデータに絞っています。
3月は通常通り3万円の積み立てを実施。
早いものでもうすぐ積み立て額は50万円になります。
評価額は先月とほぼ同じですね。
積み立てをしたにもかかわらず。
コロナ・ショックが本格的に影響し始めたことが原因です。
とはいえ、若干戻したとはいえ市場がパニックになった3月でも10％にも満たない毀損率。
インデックス投資のリスクの低さが際立っています。
とはいえ、安く仕入れるチャンスには変わりないので、リセッション入りしたことですし、今後1年程度は比較的やすく仕入れることができることができるのではないでしょうか。
つみたてNISA開始以来の積み立て額と評価額をグラフで示します。
積み立て額は淡々と増えていますが、評価額の累計は2〜3月は下落に転じました。
限りなく横ばいに近い下落ですが、ダウ平均やS&P500が30%下げで大騒ぎの割にはたいした下げではありません。
2019年10〜12月を除いて比較的低値で購入したこともあって、毀損率がマイルドになっているのでしょう。
いずれにせよグラフにして記録していると感情に流されず投資ができますね。
さて、△は月3万円（ボーナス時6月＆12月：5万円）の積み立てを「eMaxisSlim S&P500」と「ひふみプラス」の２つの投資先に均等に投資しています。
米国を代表するインデックス vs 日本のアクティブ投資といった戦いです。
両者のこれまでの戦績は以下のとおり：
なんと！ひふみプラスが逆転し、初めて評価額でeMaxisSlim S&P500を上回りました。
3月は日経平均の値動きが米国市場に追随しないという珍しい現象が時々あり、日本株はある程度持ち堪えていました。
日銀のETF買付だけでは説明がつかない相場だったのですが、米国市場下落→日本市場上昇という動きもあり、overallでは日本株の下落が抑えられた結果でしょう。
日本株のバリューに過度の期待は禁物ですが、3月の値動きはとても興味深いものでした。
パニック時には本当に目まぐるしく興味深い事象が続くものです。
さて、つみたてNISAは2018〜2037年の間、毎年40万円までが非課税という太っ腹の制度です。
月々3万円ちょっとなので、無理なく開始できる投資だと思います。
各投資については、投資開始年から20年間非課税ですのでありがたい優遇制度です。
また最近の商品ラインナップは低コストの優れた商品も多いので、初心者にも優しい投資だと思います。
公的年金だけでは長生きリスクに対処できないことは明らかになってきましたので、自分で年金作りは必須項目になりつつありますし。
つみたてNISAは「非課税」「低い手数料」というアドバンテージがあるので、積立型の投資の入門には良い選択だと思います。
また、リターンは低くとも、低リスクで時間をかけて増やす商品がほとんどですので、初心者向きといえるでしょう。
iDeCoは掛金が非課税ですが、60歳まで引き出すことができず、それがハードルを感じることもあります。
それならば、つみたてNISAから始めてみるのもいいと思います。
