2020年2月:つみたてNISAの成績

SBI証券[旧イー・トレード証券]

つみたてNISAは毎月の配当はありませんが、毎月月末に成績を振り返っていきます。
WealthNavi/iDeCoとともに、トラリピ(FX)のリスクヘッジという役割で投資しています。

2020年2月の結果は以下のとおり:

過去データが増えてきたため、過去1年分のデータに絞っています。

2月は3万円の積み立てを実施。
ちょっとづつですが、積み立て額が増えていくのは心強いものです。

とはいえ残念なことに評価額はマイナスに転落です。
コロナ・ショックが原因ですが、下げるときは一瞬ですね。

投資開始の前半(10〜15年)は低価格で積み立て、後半(10〜15年)はぐんと価格が伸びることを期待しているので、実はほくそ笑んでいるのですが。

2019年後半、とくに10~12月は高値掴みだったので、その時の購入と相殺できればいいのですが。
ともあれ気にしても仕方がないので、粛々と積み立てるのみです。

つみたてNISA開始以来の積み立て額と評価額をグラフで示します。

グラフでも明らかですが10~12月の株価上昇は評価額の上昇に貢献していますね。
そろそろ調整が来ても良い気がするのですが。

と、先月ぼやいていたのですが、希望通り調整が来ました。
世間では「暴落だ暴落だ」と大騒ぎですが、グラフで見るとそうでもないんですよね。
まだまだ下げる余地はあると思います。

△は月3万円(ボーナス時6月&12月:5万円)の積み立てを「eMaxisSlim S&P500」と「ひふみプラス」の2つの投資先に均等に投資しています。
米国を代表するインデックス vs 日本のアクティブ投資といった戦いです。

両者のこれまでの戦績は以下のとおり:

さすがに今月のコロナ・ショックは米国株も耐えられなかったようで、日米仲良く値下がりしました。

ただ、この状態からの復活の速さと力強さに差があるので、日本株はいつも米国株に置いてきぼりをくらってるのですよね。

今回の株価下落がいつまで継続するかわかりませんが、この傾向は繰り返すと思います。
ひふみプラスさんにはぜひバリュー株を発掘して猛追をかけて欲しいです。

さて、つみたてNISAは2018〜2037年の間、毎年40万円までが非課税という太っ腹の制度です。
月々3万円ちょっとなので、無理なく開始できる投資だと思います。

各投資については、投資開始年から20年間非課税ですのでありがたい優遇制度です。
また最近の商品ラインナップは低コストの優れた商品も多いので、初心者にも優しい投資だと思います。

公的年金だけでは長生きリスクに対処できないことは明らかになってきましたので、自分で年金作りは必須項目になりつつありますし。

つみたてNISAは「非課税」「低い手数料」というアドバンテージがあるので、積立型の投資の入門には良い選択だと思います。

また、リターンは低くとも、低リスクで時間をかけて増やす商品がほとんどですので、初心者向きといえるでしょう。

iDeCoは掛金が非課税ですが、60歳まで引き出すことができず、それがハードルを感じることもあります。
それならば、つみたてNISAから始めてみるのもいいと思います。

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