2019年11月のトラリピ結果
保有ポジションはAUD/JPYとCAD/JPYのロング、EUR/JPYのショートです。
リターンは6116円でした。
詳細は以下の通り:
今月は為替相場の動きがほとんどなかったことから決済数は大幅減少でした。
年利換算率は3.7%という歴代ワーストクラスの低さ。
トラリピの利益は為替変動次第ですから仕方ないですね。
投資効率の面では1.5倍以上を目標としているので、理想的な数値を保っています。
さて、投資効率を示す毎月のリターン率(年利換算)は以下のとおり:
やはりがっくり落ち込んでいます。
レバレッジは十分なレベルを維持しているのですが、為替が動かないことには仕方ないです。
ここまでの結果
2019年3月以降に売りポジション(3月:USD/JPY、4月以降:EUR/JPY)を持つようにして、苦しい円高時代を乗り越えてきました。
それでも、円高または円安いずれかへの方向性があったので利益が出ていましたが、今月のように全く凪の状態だと利益が出ません。
今月はどちらかというと円高方向だったためEUR/JPYの売りが若干決済が多かったようです。
もし、売りポジションを持っていなければ結果はもっと悲惨だったでしょう。
「買い」がダメな時は「売り」で利益を出す。
この擬似両建てはやってよかった方法の一つですね。
まだ改善の余地ありですので、今後もトライアル&エラーで続けていきましょう。
累計利益は17万円を超えました。
ただ今年中の20万円達成はあと1ヶ月では難しそうですが。
ポジションの決済が行われなかったことにより、含み損は前月と変わらず。
今後増えるにしろ減るにしろ何らかの動きが欲しいです。
含み損は多ければ多いほど将来の利益の源泉になる可能性が高まるので、投入金額の10%程度までは安心して受け入れたいところです。
各通貨ペアのチャート
各通貨ペアの直近3ヶ月チャートを振り返ってみます。
オーバーレイして明るい部分が11月に取引した範囲を示します。
AUD/JPY(ロング)
利益幅:400円(決済トレールあり)
期間中の決済回数:4回
確定利益:1601円
今月は約2円の幅で値動き。
10月は3円幅だったのがさらに狭くなりました。
円高方向なので決済が4回しただけでも奇跡的ですが。
CAD/JPY(ロング)
利益幅:400円(決済トレールあり)
期間中の決済回数:3回
確定利益:1138円
こちらはAUDよりもさらに狭く約1.5円の幅での値動き。
10月の約3.5円幅の半分以下での値動き。
これでは利益が出るはずもありませんね。
こちらも円高方向への動きだったため決済しにくい状況でした。
それでも3回の決済が行われたので利益幅を小さくしておくことは重要ですね。
EUR/JPY(ショート)
利益幅:400円(決済トレールあり)
期間中の決済回数:6回
確定利益:3377円
AUD/JPYとCAD/JPYと同様に円高方向への推移だっため特に月の前半で決済を重ねることができました。
しかし2円幅という狭い値幅での動きだったので決済回数も6回と控えめです。
「売り」と「買い」は鏡の関係のようなもので、一方の含み損が増えない限り、もう一方の決済も進まない。
まあこればかりは仕方ない。
現在のポジションとトラリピ設定
2019年11月末現在、3通貨(AUD/JPYとCAD/JPYのロング、EUR/JPYのショート)を運用しています:
合計51000通貨を保有。
円高が進み買いポジションが増えたため、10月末より6000通貨増えました。
円安に振れて今後の決済に期待です。
レンジアウトしている設定は2000通貨分だけなのでほぼ問題のない設定といってよいでしょう。
すべての通貨ペアで十分なポジションを持っているので、円高/円安いずれの方向に動いても決済になりそうです。
相場変動待ちですね。
今後の予想と行うこと
追加のトラリピについては、他の投資先を考えていること、暴落への期待からキャッシュポジションの温存をしているので、年末ギリギリまでは様子見です。
予算的には今年は110万円余る予定なので、もし相場の急変がなければいよいよ王道のUSD/JPYでのトラリピを開始したいですね。
希望を言えば円高が進んでより低コスト/低リスクで開始したいのですが。