つみたてNISAは毎月の配当はありませんが、毎月月末に成績を振り返っていきます。
WealthNavi/iDeCoとともに、トラリピ(FX)のリスクヘッジという役割なので。
8月は通常通り月3万円の積み立てを実施。
株価の上昇に継続性も勢いもなく、なかなか資産は増えませんなあ。
これでは積立貯金と変わりないです。まあそれでも十分ですが。
損益はほぼ±0です。
開始してまだ1年も経っていませんし、そもそもつみたてNISAは20〜30年スパンで考える投資。
今は無心に毎月定額を貯金感覚で積み上げるだけの簡単な作業です。
個人的には投資開始の前半(10〜15年)は低価格で積み立て、後半(10〜15年)はぐんと価格が伸びてほしいなんて都合のいいことばかり考えています。
それは複利効果を最大限得たいからに他なりません(詳しくは以下の記事参照)。
ただ、相場は自分の思い通りに動いてくれるとは限りませんので、減らさなければ十分成功と考えています。。
つみたてNISA開始以来の積み立て額と評価額をグラフで示します。
投入額と総資産額はほぼ同じレベルで推移しています。
5年程度まではこんな感じで付かず離れずといった推移を見せるのでしょうか。
投資の中でも積み立て投資ほど地味なものはないですから。
10年以上経過して初めてそれまでの積み立てが成功だったか失敗だったのかが分かるものです。
成功するとは限りませんが、参加しないことには成功の可能性はゼロですので、制度の恩恵が受けられるうちに早めにスタートした方がいいですね。
さて、△は月3万円(ボーナス時5万円)の積み立てを「eMaxisSlim S&P500」と「ひふみプラス」の2つの投資先に均等に投資しています。
米国のインデックス vs 日本のアクティブ投資といった戦いです。
世界経済の雲行きが怪しくなるにつれ、少しづつS&P500が良いパフォーマンスを見せてきています。
やはり米国株は強いのか。
でも、まだまだ差は小さい。
日本株にもがんばって食らいついてほしいものです。
日本の個別株に関しては昨年以来、相当下がっていて、政府による買支えも限界かなとも思ってるのですが、こればかりは個人が購入しないことにはどうしようもありません。
とにかく割安な水準なので、購入して盛り上げてほしいです。
ところで、つみたてNISAは2018〜2037年の間、毎年40万円までが非課税という太っ腹の制度です。
月々3万円ちょっとなので、無理なく開始できる投資だと思います。
それぞれの投資は、投資した年から20年間非課税ですので、少額とはいえありがたい優遇制度です。
そして、最近の商品ラインナップは低コストの優れた商品も多いので、初心者にも優しい投資だと思います。
なぜここまで手厚いのかといえば、もはや十分な年金が支払えないからですね。
政府も最近になり、「年金以外に自分で金を用意しろ」と公言するようになりました。
つみたてNISAは「非課税」「低い手数料」というアドバンテージがあるので、積立型の投資の入門には良い選択だと思います。
iDeCoは掛金が非課税というさらなるメリットもありますが、導入が複雑で掛金の引き出しは60歳までできません。
iDeCoはハードルが高いなあという人は、まずはつみたてNISAから始めてみるのもいいと思います。