2019年8月:Wealthnaviからの不労所得

2019年8月のWealthnavi結果

今月の分配金は134円でした
分配金はAGG(米国債券)からだけの少ない月になります。

手数料は1477円。ついに1400円台に突入しました。
長期割が適用されており、現在の手数料のパーセンテージは0.98%。

9月からは長期割に伴い、手数料は0.97%に下がります。
わずかではありますが、やはりありがたいもの。
続けるって大切なことです。

総資産の推移

WealthNaviを開始した2018年2月以来の総資産の推移を見ていきましょう。
まずは円建てでの推移はこちら。

いっぽうドル建てでの推移はこちら。

米中対立の激化が言われて久しいのですが、価格はそれほど下がっていません。
ドル建てだと少しですがプラスになっていますし。

この厳しい情勢を織り込み済みなのか、あるいは市場が慣れてしまったのか。
はたまた大暴落の前の静けさなのか?
真相はわかりませんが、とりあえず様子見相場といった感じです。

円建てはここ3ヶ月程度は厳しいです。
円高が進行して評価額はマイナスからなかなか抜け出せません。

次に資産の内訳です。先に円建て。

次にドル建て。

ドル建てで内訳を検討してみましょう。
やはり圧倒的な強さを見せているのがVTI(米国株)。
そして足を引っ張るVEA(日欧株)とVWO(新興国株)という構図は2018年以来です。

分配金と手数料の推移

毎月の分配金の合計は手数料を上回ると予想していますが、表だけではわかりにくいのでグラフにしてみました(2018年7月以降)。

棒グラフのオレンジが分配金、水色が手数料です。
手数料は控除されるほうなので、マイナス表示になります。

それぞれ累計のデータを追加すると以下のとおり(2018年7月以降)。

なお、累計のデータはWealthNavi開始(2018年2月)以降のものを反映しています。

赤い線が分配金の累計青い線が手数料の累計です。
手数料は綺麗に緩やかな右下下がりのラインを描いていて、順調に増えていることを示しています。
いっぽう分配金は横ばいと急増を繰り返して、着実に手数料の累計を引き離しにかかってます。

分配金で手数料を相殺しているわけではないですが、たとえリターンが0だとしても手数料負けしないと思えば、WealthNaviへの参加ハードルも低くなるかな。

今後の予想

米中の対立はお互い引くに引けない状況のようで、解決の糸口はまったく見出せません。
(少なくとも表向きは)

中国は元安で対抗しようとしているようですが、これは小手先の解決策で、根本的に米国に立ち向かうには力不足のようです。

ただ、政治も相場と同様に何が起こるかわかりませんし、急転直下お互い握手を交わすかもしれません。
われわれにできることなんて何もありませんから、淡々と積み立てをしてくのみです。
そういう意味では若干安値ですから、条件は悪くないと思います。

今後行うこと

7月以降は月2万円の積み立てに変更済みです。
WealthNavi:2万円、つみたてNISA:3万円、iDeCo:2万円の合計7万円を毎月積み立てます。

7万円のうち、つみたてNISAとiDeCoでeMaxisSlim S&P500に35000円投資しています。
さらにVTIが2万円の1/3=6500円投資。
結果、米国株(インデックス)に41500円ほど投入することになり、その割合はおよそ60%です。

つまり、積立型商品の60%を米国に集中投資する方針に変えることになります。
インデックスに関しては日欧/新興国は米国にパフォーマンスが劣ると判断しているのですが、この結果はどう出るかな?。

なお、WealthNaviのリスク許容度は変更しません。
これまで通り最高リスクの5のままで、株式中心のETF積み立てを継続します。

積立額は少なくとも今年いっぱいは2万円のままで続けるつもり。
今はキャッシュをできる限り温存して、次の暴落に備えているので。

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