2019年2月のトラリピ結果
ポジションはAUD/JPYとCAD/JPY。
リターンは9362円でした。
詳細は以下の通り:
フラッシュ・クラッシュの恩恵を受けた1月に比べると半減ですが、1万円近くの利益となりました。
(フラッシュ・クラッシュについては過去記事:2019年1月3日:フラッシュ・クラッシュでトラリピに起こったことを参照)
決済が進んだことによって、含み損も順調に減って、時価残高も投入金額より2万円以上増え、レバレッジも大きく下げてきました。
一見より安全になっているように見えますが、というか実際安全な状態になっているのですが、言い換えれば利益の元となるポジションが少なくなっていることも事実です。
トラリピの設定で最も重要なのはロスカットラインだと思います。
現在の実質レバレッジは0.74倍。
目安程度ですが、1倍以下がこれだけ続くと投資効率の悪さが目立ちますな。
200万円入金しているうちの148万円しか投資していないわけですから。
もう少しリスクをとっても良いかもしれません。
ここまでの結果
トラリピを開始して9ヶ月、毎月の利益をグラフにしてみました。
累計利益の推移を重ねてみます。
ようやく6万円を突破したところです。
かなり低リスクな設定ですが、投入額200万円&9ヶ月で6万円。
年換算リターンは4%となるので、悪くない成績じゃないかなあ。
(しかも11月までは投入額100万円だったし)
各通貨ペアのチャート
AUD/JPY
今月の動きは典型的なBOXでした。
なかなか上昇の勢いが続かず、含み損が放置されてやきもきする状況が続いています。
小さなニュースですが、オーストラリアからの石炭が大連への輸入を拒否されたとのこと。
アメリカに歩調を合わせていることに対する、中国の報復のようですが、経済を中国に握られているオーストラリアにとってはバッドニュースですね。
CAD/JPY
こちらはオーストラリアドルと違って力強く上昇基調です。
やはり中国の影響がオーストラリアに対してより小さいんですよね。
というより米国ドルとの相関が強いのかな。
現在のポジションとトラリピ設定
合計18000通貨保有。
13000通貨×81.58円=1060540円
5000通貨×85.05円=425250
合計1485790円が実際に運用されています。
投入額が200万円なので、その7割ちょっとしか運用していないことになります。
(実質レバレッジ0.74倍とはそういうこと)
安全性第一なら有能な状況ですが、やや非効率な運用ですね。
2, 3, 5, 6が核となる設定。
1は投資効率を上げるための追加設定。
4, 7も以前に投資効率を上げるために設定したものの、円高になり含み損を抱えて塩漬けになっている設定(早く取り消ししたい)
こうしてみてみると、追加設定は慎重にした方が良いですね。
下手を打つと、取り消しのタイミングまで、含み損を抱えて塩漬けのまま数年待つこともあるみたいなので。
レバレッッジが低いからといって調子に乗って設定しまくると、急な相場変動の際に一気に含み損が増える可能性があります(もちろん爆益の可能性もあるけれど)。
こういう感じで、今後のトラリピ設定は「メインの設定+追加設定」という方針で進めようと考えています。
あと、追加設定は相場を読む練習も兼ねています。
今後の予想と行うこと
3月はトラリピのスプレッド半分キャンペーンが引き続き行われています。
(好評につき4/30まで延長されています)
AUD/JPYは相変わらず円が強いので、まずは含み損の出ている追加ポジションの解消を待ちます。
CAD/JPYはかなりポジションがなくなったので、追加設定をしてさらなるポジションを獲得に行きます。
実質レバレッジのコントロールは自分ではできませんが、現在の1倍以下を解消して、1.5倍程度を目指してみます。
それで利益がどの程度増えるのか、どのようなリスクが発生するのか、3ヶ月程度を目処に検証してみます。
その後は2倍の検証を。。という感じで、今年は色々試してみたいですね。