2019年〜つみたてNISAを始めます。

今は良いタイミング

1ヶ月ほど前に、つみたてNISAを使って、米国への投資を増やそうと思いますという記事を書きました。
ちょうど10月の世界的な株価下落もあり、そろそろ初めていい頃かなと思いましたし。
そして今月、さらなる暴落で「時は来たれり」て感じです。

つみたてNISAで非課税になるのは2018年〜2037年における毎年40万円で、合計800万円の投資が限度。
すでに2018年は終了なので、来年から開始すると760万円が限度です。

この制度は投資の開始が遅れるほど非課税枠が年々少なくなるので、なるべく早くに始めるのが良いのですが、2018年は高値掴みする気がしてどうも気が進みませんでした。
そこで株価がそこそこ下落した今、そして不安定要素の多い2019年はまさにつみたてNISAの初めどきではないかと。

投資先は?

事前に考えていた通り、eMAXIS Slim 米国株式S&P500ひふみプラス
米国を代表するインデックス投資vs日本の底力に期待するアクティブファンド
って構図でしょうか。

eMAXIS Slim 米国株式は2018年7月に設定された、比較的新しい投資信託です。
その驚異的な手数料の安さと、S&P500関連の競合商品の少なさから、一躍人気商品に躍り出ました。

設定来の基準価額等のチャートは以下の通り。
現在は設定時より約10%安くなっています。

ひふみプラスはつみたてNISAで購入可能な数少ないアクティブファンド。
運用元のレオス・キャピタルワークスは今月上場中止になったのは記憶に新しいところです。
設定は2012年5月です。

設定来の基準価額等のチャートは以下の通り。
現在は2017年初のレベルまで落ちてきました。
とはいえ、日本の株価インデックスに投資するよりはるかに好成績ですね。

管理人の印象では、米国への投資はインデックス系でも期待はできるものの、日本への投資はインデックスは期待できません。
ならば個別株ということになるのですが、さすがに見る目は無い。
ということで、手数料は高くても(といってもひふみプラスでも1%程度ですが)プロに任せた方が良いという判断です。

投資額は?

eMAXIS Slim 米国株式S&P500ひふみプラスに予算を均等に割り振ります。
月30000円を積み立てるので、それぞれ15000円ずつ。

購入はSBI証券で。
商品のサーチはわかりやすく、シミュレーションもしやすかったですし。

ちなみに、SBI証券では「毎日積み立て」という究極のドルコスト平均法が設定できます。
ただ、今回はそれは見送りました。

理由は以下の2点:

  • 毎日とはいっても実際は営業日ベースで、毎月日数が変わるので日割り計算がしづらい
  • 毎日購入すると、毎日書類が作成される。電子とはいえ膨大に溜まるのは嫌

実際の利用者の意見を聞いてみても、毎月で差し支えないという声が大半でしたし。
設定はいつでも変えられますので、深く考えることはやめました。

使い切れない非課税枠があるけれど

さて、毎月3万円の積み立てなので、1年では36万円の投資になります。
とすると4万×19年=76万円もの非課税枠を余らせることになります。
これはちょっともったい無い。

毎月の投資額をキリの良い数字にしたかった(wealthnavi 4万 + つみたてNISA 3万)からですが、やはりもったい無い。
なので、面白そうな(リスクの高そうな)投資先があればトライしてみようと思います。

つみたてNISAの対象商品は金融庁のお墨付きという建前なので、そんなへんてこな投資信託は無いと思いますけどね。
でもそんな遊び心で投資先を選ぶのもありだと思います。