2019年4月のスワップ結果
通貨はトルコリラ(TRY)のみで2515円でした。
1ヶ月あたり1000通貨をレバレッジ1倍で買い増しています。
所持数は7000通貨。
通貨数に比べて当月スワップが多いのは連休中のスワップを先取りしているため。
したがって来月はやや少なくなると予想しています。
現在はレバレッジ1倍になるように買っています。
例えば、1TRY=20JPYの場合、1000通貨の買いには「20 × 1000 = 20000円」必要になります。
なお、現在1TRY=19JPYを下回っているため、1000通貨を買うためには19000円あれば十分になっています。
リラ安が進めば進むほど通過を安く買える。
ただし、手持ちのリラの価値も下がるので総資産も減っていくという地獄でもあります。
これまでリラに投資した人々は「もう下がらないだろう」と考えて「安く買えた」と喜んでいたのですが、ことごとく裏切られて散っていきました。
今の1TRY=19JPYだってまだまだ下がる恐れはあります。
ですので、一気に買うのではなく毎月積み立てという形で、分散して買うようにしています。
なお、管理人の場合レバ1倍なので、ロスカットがほぼない点は気楽ですね。
なくなっても致命的でない金額を投入、それをある程度の長期間試してどのような結果に至るのか、身を削って実験していこうと思います。
月2万円なら5年でも120万円。
5年間でこの金額ならなくなったとしても致命的な損害ではありません。
このリスクに対して得られる想定利益は5年後に毎月2万円弱のスワップポイント。
トルコが今と同じ低空飛行で持ちこたえていたなら、の話ですが。
10月以降に発生したスワップポイントを月ごとのグラフにまとめました:
3月の急増はスワップポイントが一時的に最大5倍になったことによるものです。
これは予想外のこと。今後はこういうことは10年以上ないでしょうね。
累計2万円まで達すると、現金を投入しなくても、その2万円を再投資できますね(1TRY=20JPYの場合)。
これこそ複利効果の妙味です。
試算では今年8〜9月に累計2万円に達する予定です。楽しみであります。
ちなみに毎月再投資だけでよくなる(つまり新たに現金を投入しなくてよくなる)のは5年後です。
5年間悪いことが起きなければ良いのですが、まだまだ先は長いですね。
でも貧乏人は時間を味方につけるしかないのでしょうがない。
TRYのチャート(直近3ヶ月)
2月以降3ヶ月のチャートを示します。
明るい部分が4月の範囲です。
4月は綺麗な右肩下がりですね。
統一地方選挙ではエルドアン大統領率いる与党が苦戦し、とくにイスタンブール市長選挙ではやり直しが危惧されたものの集計通り野党候補が勝利。
これもリラ安に影響を与えているようです。
3月末に通貨防衛が行われました。
(詳細は以下の記事を参照)
スワップカレンダー
4月の注目点は、4/24にまとめてスワップポイントが入っていることぐらいですね。
あとさりげなく10円を割ることもあって、なんだかなぁです。
とはいえ10円でも十分に高いと思います。
ところでトルコの高金利政策はいつまで持ちこたえられるのでしょうか。
今後の予想
さて、統一地方選挙の結果は先月に述べた通り、与党連合に厳しいものでした。
またリセッション入りして2四半期目で経済は最悪の状態です。
そして米国との関係悪化にはとくに改善の兆しは見られず。
ロシアは頼りになりそうにないですしね。
またイラン制裁に伴う原油高は確実に悪影響が出てくるでしょう。
さらなる問題としては世界最大の産油国ベネズエラ情勢。
ここはどのような影響があるのか予想しにくいのですが、頭に入れておこうと思います。
それにしてもアメリカは世界中で揉め事を引き起こしてくれますね。
おかげで相場が動いて利益をもたらしてくれるのですが。
むしろそのためにわざとやってるんじゃないかと勘繰ります。
今後行うこと
レバレッジ1倍の取引は精神的に割と安寧を保てているので、低予算ならば積み立てても良い気がしています。
理論的にロスカットする恐れはゼロに近いですし。
この記事を執筆時点で、5月分の積み立ては完了しています。
久しぶりに18円代、18.6JPYで1000通貨仕入れ完了です。
もう少し下がるかなあ、なんて待っていると反転するので機械的に購入です。
ともあれ昨年の10月以来の安値購入で、平均購入単価も下がりました。
キリのいい数字でFX講座には19000円入金しましたが。