2020年7月のトラリピ結果
保有ポジションはAUD/JPYとCAD/JPYとNZD/JPYのロング、EUR/JPYのショートです。
リターンは21120円でした。
詳細は以下の通り:
上の表では過去13ヶ月分のデータに絞っています。
今月は値動きが小さかったため決済は控えめ、ただ、後半円高になる場面もあったため、ロングのポジションが一定数作成されました。
そのため含み損の割合も再び10%を超えています。
ここまでの結果
月2万円が△の目標とする利益率(年利8%)に合致するのですが、2020年は今のところほぼ達成しています。
比較的低リスクとはいえ、トラリピはレバレッジ商品なので、欲張らずこの程度の利益率でのんびり稼ぐのが本来の姿です。
もちろん、3月や6月のようなボーナスステージも良いものですが。
ただ、この利益率を得るにはロングとショートの両方から利益を得る方が確実です。
累計利益は46万円を超えで、今年中に50万円は到達するのは確実でしょう。
含み損は先月から9万円増えて約39万円になりました。
今後トラリピの特性通り、含み損をバネにして利益を出せることに期待です。
各通貨ペアのチャート
各通貨ペアの直近1年間のチャートを振り返ってみます。
水色でオーバーレイしている部分が2020年7月を示します。
AUD/JPY(ロング)
利益幅:400円(決済トレールあり)
期間中の決済回数:16回
確定利益:9762円
今月は約3円の幅で値動き。
月初と月末のレートは75JPY前後でほぼ変化がなく、これでも16回の決済があったことに驚きです。
CAD/JPY(ロング)
利益幅:400円(決済トレールあり)
期間中の決済回数:4回
確定利益:1991円
こちらは2.5円の値動き。
しかも円高傾向だったため、決済しにくい状況でした。
CAD/JPYのレートはUSD/JPYのレートと連動傾向にあり、USD/JPYが円高からなかなか戻らない状況にリンクしています。
これがAUD/JPYとNZD/JPYとの違いですね。
NZD/JPY(ロング)
利益幅:400円(決済トレールあり/なし)
期間中の決済回数:12回
確定利益:5395円
こちらは約2円の幅での値動き。
非常に動きのない月だったものの、円安方向だったため多少の決済には至りました。
なお、このペアのみ決済トレールはあり/なしの両方を設定しており、どちらが優れているのか検証を行っています。
EUR/JPY(ショート)
利益幅:400円(決済トレールあり)
期間中の決済回数:6回
確定利益:3972円
値動きの幅は約5円程度。
ロングの通貨ペアとは異なり、急激な円高でレンジアウトしてしまいました。
米ドルが売られていることに起因しているのかもしれませんが、ユーロ高になる理由はどこにあるのでしょうか。
現在のポジションとトラリピ設定
2020年7月末現在、4通貨(AUD/JPY、CAD/JPY、NZD/JPYのロング、EUR/JPYのショート)を運用しています:
合計97000通貨を保有。
先月末が101000通貨でしたので、4000通貨の増加です。
有効証拠金(時価額)は投入額300万円を上回り、含み益の状態になっています。
(つまり、今決済すると黒字)
設定状況は以下のとおり:
証拠金の状況は以下のとおり:
預託証拠金(実際にトラリピに預けている額):346万円
差し引き:-137万円
つまりあと137万円証拠金を追加入金すれば、設定した全ポジションを持ったとしてもシミュレーション上は安全です。
なお、ポジションはクロス円のみのため、必要証拠金は「買い」あるいは「売り」の合計のうち、いずれか高額なほうだけを採用するのが実質に即していると判断しています。
(先進国通貨と日本円のペアの場合、どの通貨でも長期的に似たような値動きをすると想定する場合)
ただ、例外も起こると考えて、ロング・ショート合計の証拠金を預けることができるよう、キャッシュは準備しています。
(EUR/JPYのみ円高となり、そのほかのクロス円ペアが円安になるという現象もありえなくはない)
今後の予想と行うこと
先月懸念していた通りEUR/JPYがレンジアウトしています。
今のところ、秋冬の証拠金追加投入を予定しているので、それまでとくに対策はせずに放置するつもり。
正直なところ、今年の利益は30万円は超えるでしょうし、それだけで十分目標達成なので、あとは消化試合。
ポジション追加などの積極的対処はしなくて良いかなというところです。
また、コロナ・ショックは今のところ円高をもたらしていないのですが、低い確率で今後発生するかもしれないので、その時に備えて、余裕のあるリスク管理にしておきたいというのもあります。
いずれにせよ、年内は今の設定のまま、まったりお小遣い稼ぎをさせてもらいます。