この記事の目的
相場感のある人っていますよね。
ほんとうらやましい能力だけど、自分にはとても無理。
そういうわけで、管理人は相場感がなくてもできる投資(トラリピやwealthnavi)をしているわけです。
とはいえ何も努力しなければ能力はゼロのまま。
それに、個別株の購入やFXの裁量取引も、自分の性格的には積極的に行いたいので、やはり相場感は磨きたいです。
相場感がある人には様々なパターンがありますが、そのうちの一つが
「相場に影響したあらゆるイベントをすべて記憶してる」
というものです。
管理人は記憶力はマシなほうなので、このパターンならある程度見込みがあるかな。
ただイベントと相場の関連までは逐一記憶する自信は無いので、記録としてこのブログに残すことにしました。
そういうことで、2019年12月に何が起きたのか?そして株価や為替はどうなった?
何が起こった?
12/3
RBA(豪中銀)は政策金利を0.75%に据え置く
→豪ドル高
RBA(豪中銀)は政策金利を0.75%に据え置く
→豪ドル高
12/11
FOMCにて4会合ぶりに政策金利の据え置きを決定
→FRBは利上げを急がないとの見方が強まり、ダウ平均上昇&円安
12/12
米中貿易協議妥結へ。あとは大統領の署名のみ
→株高&円安
12/12
イギリス総選挙保守党の大勝利。1月のEU離脱が決定的に
イギリス総選挙保守党の大勝利。1月のEU離脱が決定的に
→ユーロ高
12/12
トルコ中央銀行は政策金利を2%ポイント引き下げ12.0%にすることを決定
利下げに伴いトルコの実質金利は大半の新興国市場よりも低い水準 に低下するとみられる(トルコの実質金利は3.44%。 新興国市場のそれ平均2.88%)
→リラは対USDで変動せず
以上のイベントが起こった2019年12月でした。
感想
12月はこれまで株価の上昇を阻んできた懸念が解消した月でした。
具体的には米中貿易摩擦とブレグジットの2つ。
この2点が2019年において上値の重しになっていたことは、問題の解消が見えつつあった10月以降株価が上昇したことで証明されたと思います。
もちろん、香港問題やイランと米国の対立など、懸念は他にもありますが、経済的インパクトの観点からはより小さいといえるでしょう。
世界はよほどリーマンショックに懲りたのか、各国政府は自国第一主義を貫きつつも、株価の操縦に余念がない状況です。
そのためには各国暗黙の協力がなされている印象です。