2019年6月:FTSE100からの不労所得

2019年6月のFTSE100結果

引き続き1枚の保有に対して、リターン(配当から金利相当額を引いた残り)は1191円でした。
詳細は以下の通り:

金利相当額は今月も少なくて済んでいます。理由は不明ですが。

今月の配当の流入状況は以下のとおり。
金利相当額の負担は24〜27円/日。月を通してあまり変動がありませんでした。
毎月このレベルだとありがたいのですけどね。

7月はおそらく配当は少ない月になると思います。
ただ、金利相当額を差し引いたとしてもマイナスになることはないでしょう。

そして、7月をもってFTSE100保有1周年となります。
年間の1枚当たりの累計リターンはおそらく23000円弱になる予想です。

毎月のリターンをグラフに示します。

マイナス方向にグラフが突き抜けているのは、「金利相当額>配当相当額」となったからです。

加えて、累計リターンのグラフも重ねます。

金利相当額の負担がどんなものだろうと開始した当初は不安だったのですが、予想よりは悪くない数字です。
やはり1枚だけでも実際に保有してみて良かったです。

ちなみに、ポジション保有時に比べてFTSE100の価格は下がったのですが、この累計リターンのおかげでマイナス分は相殺されて、含み損はほとんどありません。

長期保有を行い、極端な価格下落がなく、リターンも同じ水準が維持されるならば、FTSE100の配当狙いは効果的な投資法となるでしょう。
ただあくまで「同じ環境が続けば」の話ですが。

FTSE100のチャート

管理人が取引をしている岡三オンラインの過去3ヶ月分のチャートを引用します。
これが実際の売買している価格とシンクロしていて、TradingViewで表示される値より500ほど高めに出ています。

6月は先月までと異なり上昇に転じましたね。
管理人の個人的底値の7000はまたしても遠ざかりました。

次期首相はボリス・ジョンソンが最有力らしいです。
それだけで悪いニュースだと考えてしまうのですが、相場への影響はそう単純なものではないみたいですね。
なかなか勉強になります。

今後の予想

メイ首相が辞任し、次期首相はボリス・ジョンソンが濃厚。
ここまではどうやら織り込み済みだったようで、価格への影響がそれほど出ていません。

現在のEU離脱の期限は2019年10月31日。
ジョンソン氏は「何が何でも合意なき離脱も辞さない」という強行姿勢ですが、以前逃げ出したという前科もあるので、ブラフかもしれませんね。

市場はこのような不透明な状況に慣れてきたようですし(それを織り込み済みというのか)、英国への投資家はいちいち狼狽するようなこともないのかもしれません。
市民感情と投資家の思考はずれたところがああるので、相場の読みにはそこがポイントになるかもしれません。

個人的には安心させておいて、予想外のところで大幅下落というシナリオを描いていますが、果たしてそんなうまい話となるかどうか?

今後行うこと

2019年10月31日までは猶予期間ということで、相場の急変要素は取り除かれたと思います。
ただ、相場の急変はブラックスワンのごとく、とんでもないところからやってくるので、買い増しのルールを決めて待ち構えることが重要ですね。

これはここ数ヶ月の方針と変わりないのですが、目安の数値としては6500、または直近の最高値からマイナス10~15%。
いずれかの条件を満たしたら自動的に1枚買い増しとしましょう。

ただ現実的には7000といったところでしょうか?
1年経って種銭も増えてきたので資金的にもかつてより余裕がありますし。
いまのところFTSE100の優先順位は高くないため、何も慌てることはないかなって感じです。