2019年12月:スワップからの不労所得

2019年12月のスワップ結果

通貨はトルコリラ(TRY)のみで2419円でした(色付きの行)。
1ヶ月あたり1000通貨をレバレッジ1倍で買い増しています。

所持数は15000通貨。
毎月1000ずつ通貨数は増えているものの、スワップポイントの伸びはそれに比例しません。

トルコの政策金利下げに伴って、スワップポイントが減っていますから仕方ないですね。
年利換算率も昨年同月の半分以下に減っています。

それでもレバレッジ1倍で年利換算10%を超えているので、いわゆる利子10%と考えれば優秀ですね。

2018年10月以降に発生したスワップポイントを月ごとのグラフにまとめました:

所有通貨数は増えているものの、2019年3月以降利益は増えたり減ったりを繰り返しています。
先に述べた通り、トルコの政策金利の低下に伴い、スワップポイントが減っていますので、通貨数の積み立てで相殺できていないのです。

同期間の累計スワップの推移のグラフを重ねてみましょう:

まずは投資の勉強期間を終えて累計33000円弱。
投入金額は266000円ですのでリターン率は12%という結果でした。
今後どうなるかはともかくとして、ぶれずに続けていれば結果は出るものですね。

スワップはリスク面からもメインの投資ではありませんので、多量に投入することはできません。
1年半で27万円弱の投入なら許容範囲です。

TRYのチャート(直近3ヶ月)

10月以降3ヶ月のチャートを示します。
水色の明るい部分が12月の範囲です。

ふたたびリラ安が進行し、1TRY=18円台が定位置になりつつあります。
米国との関係悪化がその原因といわれています。

ただ、毎月の積立の費用が安く済むのでリラ安については時に気に留めていませんが。

スワップカレンダー

△はマネックス証券で取引しているので、以下はマネックス社のレートです:

先月と同じくおおむね6円前後で推移していたものの、クリスマス直前に0.8円まで急落しています。
トルコ政府がリラの供給に関して何かしらの処置をしたものといわれていますが、詳細については不明。

今後の予想

米国との関係悪化に出口が見えないなか、中東情勢に新たな火種が勃発しています。
米軍によってイラン革命防衛隊のスレイマニ司令官が暗殺されたのです。

シリア、クルドに加えて今度はイラン情勢にも注意が必要になり、トルコ経済にどのような影響が出るのかますます予想がつきにくくなってきました。

為替に関してはリラ高になる要素が見当たらないため、当面(3~6か月)はお得に積み立てができる期間が続くのではないかと思いますが、さらなる下落もあり得るためレバレッジ1倍は守ったほうがよさそうです。

政策金利に関してはエルドアン大統領の強い意思で下落中ですが、ひとけた台も見えてきました。

トルコの政策金利の推移
それ以前:24%
7/25:19.75%
9/12:16.5%
10/24:14%
12/12:12%

今後行うこと

12月で2019年の積立は完了し、合計15000通貨となりました。
いまのところ総資産でもプラスになっており、毎月1000通貨はリスクも低く継続する価値はありそうです。

ということで2020年以降も毎月1000通貨づつ積み立てていく予定です。

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