2019年10月に起こったこと

この記事の目的

【先月投稿済みだと勘違いしてました…】

相場感のある人っていますよね。
ほんとうらやましい能力だけど、自分にはとても無理。
そういうわけで、管理人は相場感がなくてもできる投資(トラリピやwealthnavi)をしているわけです。

とはいえ何も努力しなければ能力はゼロのまま。
それに、個別株の購入やFXの裁量取引も、自分の性格的には積極的に行いたいので、やはり相場感は磨きたいです。

相場感がある人には様々なパターンがありますが、そのうちの一つが
「相場に影響したあらゆるイベントをすべて記憶してる」
というものです。

管理人は記憶力はマシなほうなので、このパターンならある程度見込みがあるかな。
ただイベントと相場の関連までは逐一記憶する自信は無いので、記録としてこのブログに残すことにしました。

そういうことで、2019年10月に何が起きたのか?そして株価や為替はどうなった?

何が起こった?

10/1
ISM製造業景況感指数が10年ぶりの低水準
→影響なし

10/2
米国が対EUへの報復関税の最終リストを発表し、WTOも米国が年間で最大75億ドル相当のEU産品に報復関税を課すことを認可
→円高 株安

10/10
トルコがシリアのグルド人勢力を攻撃へ(米軍はシリア北部から撤退)
→リラ安 イスタンブール株式市場は下落

10/12
米中貿易部分合意(中国がアメリカから大豆を買うのと引き換えに関税発動を延期してもらっただけ)
→前日より若干のリスクオン発動、円安に

10/17
EUと英国は離脱協定で合意
→リスクオン、円安/株価上昇

*なお10/19に英議会はEU離脱案採決見送り。ジョンソン首相はEUに離脱延期申請

10/28
EU加盟27カ国は28日、今月31日に迫った英国のEU離脱期限について、最長で来年1月末まで3カ月延期することで合意した。
→影響なし

10/24
トルコ中銀の政策会合で、政策金利は2.50%引き下げられ、16.5%から14%になった。
→トルコリラの安定続く

10/30
FOMCはFF金利を予想通り0.25%引き下げ
→米国株価上昇

以上のイベントが起こった2019年10月でした。

感想

10月はめぼしいニュースに乏しい一月でした。
平和に暮らしている市井の市民にとってはそれが一番なんでしょうが。

あいかわらず世界は利下げ傾向で、なんとか株価を維持しようと必死です。
とくに大統領選再選を狙うトランプさん率いる米国は。
FRBもいつのまにかトランプさんの従順な部下になっていますね。

前月に引き続き、米中関係とブレグジットは進展なし。
一見凪のような状態ですが、中国はかなり苦しいようです。
経済状況は相当悪く、米国相手の手札も乏しくなってきました。

このあたりで中国が弾けてくれれば相場にも影響が出てくれそうなものですが。
そうなると偽物(と個人的には思っている)の米国景気も弾けて世界的なリセッション入りとなり、投資環境的に面白くなると期待しつつ、今は動きのない相場に我慢我慢です。