2019年10月:スワップからの不労所得

2019年10月のスワップ結果

通貨はトルコリラ(TRY)のみで2956円でした。
1ヶ月あたり1000通貨をレバレッジ1倍で買い増しています。

所持数は13000通貨。
昨年の10月より10000通貨も増えているのに、リターンはそれに比率して増えていない。
トルコの政策金利下げに伴って、スワップポイントが減っていますから仕方ないですね。

2018年10月以降に発生したスワップポイントを月ごとのグラフにまとめました:

所有通貨数は増えているものの、利益は右肩上がりとはなりません。
先に述べた通り、トルコの政策金利の低下に伴い、スワップポイントが減っていますので。

逆に考えると、通貨としての信頼性が上がり、レート自体リラ高になるかもしれないので、悪くないことなんですけどね。
スワップだけに注目していると考え方が歪んでしまいます。

同期間の累計スワップの推移のグラフを重ねてみましょう:

スワップポイントの低下を嘆きつつも、保有通過数を増やすことで累積の利益は確保。
良いペースで増加しています。
年内の30000円は達成確実でしょう。

この投資をまずは5年続けたらどうなるのだろうか?
いまは目先の利益よりもそのような長期的な結果の方が興味があります。
あくまでスワップはリスク面からもメインの投資ではありませんので、楽しむことが大切。

TRYのチャート(直近3ヶ月)

8月以降3ヶ月のチャートを示します。
水色の明るい部分が10月の範囲です。

ここ最近のトルコの怒涛の利下げは凄まじく、そのおかげかリラの価格も1TRY=19JPY程度で安定しています。
それ以前:24%
7/25:19.75%
9/12:16.5%
10/24:14%

エルドアン大統領は一桁台の金利を目指しているようですが、ここまでの良好な結果から強気の姿勢は崩しそうにありませんね。
政府発表の数字が本当かどうかは知りませんが。

2018年8月の「トルコリラショック」からすでに1年が経過し、トルコ経済は復活へのスタートラインにようやく立ちつつあるのかもしれません。

スワップカレンダー

△はマネックス証券で取引しているので、以下はマネックス社のレートです:

先月6円台になったと嘆いていたら、今月は5円台に突入です。
わかっちゃいますけど、永続的に美味しい投資なんてないのです。

かといって投資先をあちこち移動し続けるのも愚策。
価値があると判断した投資先には長期間付き合って、結果を見届けることが大事だと思います。
時間を味方につけることは投資では鉄板ですので。

今後の予想

シリアのクルド人勢力への攻撃に伴う制裁など、やや緊張した局面もありますが、どうやら米国やロシアも絡んだ茶番だったようで、トルコの実体経済への影響はほぼなさそう。

あとは経済の回復を待つばかりなのですが、そうなるとスワップポイントのさらなる低下は避けられそうにありません。
ただ、リラ高には期待が持てそうですので、保有している通貨の時価自体は増えそうですね。

今後行うこと

今年もあと2ヶ月を残すのみ。
11月と12月で2019年の積立は完了し、合計15000通貨になります。

利下げに伴ってスワップポイントが減ってますが、とくに対策はせず2020年以降も毎月1000通貨づつ積み立てていく予定です。

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