iDeCoを申し込みました


節税系投資の決定版iDeCoをようやく申し込みました。
メリットがあると分かっていたものの、どうも面倒くさくて長年放置。
SBI証券に資料請求してから3ヶ月以上かけてやっと申し込み完了です。

iDeCoとは?

個人型確定拠出年金のことです。
ざっくりいえば個人で積み立てる年金。

それならタンス預金でいいんじゃない?
となるかもしれないけれど、iDeCoでは積み立てたお金を投資して運用します。
そして投資したお金は原則60歳まで引き出せません。

国民年金や厚生年金と違い、将来の給付額が約束されていないところが一番の特徴。
実質的に資金拘束型の投資と呼んで良いでしょう。
こんな表現をすると、iDeCoを推進したい国は嫌がるでしょうが。

メリットは?

それじゃあ、タンス預金でいいじゃないか。
でもiDeCoにはそれなりのメリットはあるわけです。
管理人が思いつくとこでは以下のようなメリットがあります。

  1. 現金ホールド時のインフレによる資産目減りを防ぐ
  2. 強制貯蓄的効果がある
  3. 資産が増えるかもしれない
  4. 節税

とくに節税に関しては管理人の場合、年8万円程度の節税になるので、のちに述べる諸経費を差し引いても十分メリットがあります。

デメリットは?

とはいえメリットとデメリットは表裏一体。
iDeCoには以下のようなデメリットがあります。

  1. 資産が減るかもしれない
  2. 口座管理に諸経費がかかる
  3. 投資商品にも手数料などがかかる

1はメリットの裏返しですね。
自分は気にせず攻めていきますが、気になる人は債券など低リスク商品に投資すればいいと思います。

2と3に関しては、できるだけ経費の安い業者で口座開設し、手数料などの安い商品を選ぶことですね。

SBI証券&eMaxisSlimシリーズが鉄板

ということで、SBI証券&eMaxisSlimシリーズがもっともローコストなので、管理人もこの組み合わせでiDeCoを申し込みました。

SBI証券はこの分野では10年以上の実績があるのでより安心ということもあります。
ちなみにiDeCo口座開設の初期費用は2777円、毎月かかる口座維持手数料は167円です。

eMaxisSlimシリーズは三菱UFJ国際投信が仕掛けるファンドで、常に業界最低水準のコストを目指しています。
ここである程度の規模のあるファンドを選んでおけば償還等のリスクは少ないでしょう。

ということで、SBI証券に資料請求したのが昨年末。
それが申し込みにここまでかかったのですよね。

手続きが面倒でなければ満点の制度

そこまでかかったのは手続きが面倒だったのですよね。
とにかく紙に書く項目が多すぎ、というかそれがほとんど。
さらに勤務先が記載する部分もあり、指示や郵送のやりとりも含まれます。

つみたてNISAですらほとんどウェブ上でも手続きで済ませられるのに、なんて時代遅れなんだろうとうんざりでした。
こういう節税制度を設けてくれてありがたいのだけど、もし本気でiDeCoを一般に広げたいなら入り口を簡便にしないとですね。

こういう手続きをパッと済ませるためにマイナンバー導入したんじゃないの?

とまあ文句もありましたが、順調にいけば6月には運用開始です。
消費税も上がることですし、節税に励まなければですね。

【確定拠出年金(iDeCo)専用】SBI証券