2019年8月:スワップからの不労所得

2019年8月のスワップ結果

通貨はトルコリラ(TRY)のみで2681円でした。
1ヶ月あたり1000通貨をレバレッジ1倍で買い増しています。

所持数は12000通貨。
毎月1000通貨積立なので、本来なら8月末時点で11000通貨なのですが、8月末にフラッシュ・クラッシュが起きたので、1TRY=17JPYで指値注文していた1000通貨の購入が成立してしまいました。

というわけで、8月に購入したのは以下の合計2000通貨になります。

1000通貨:通常の積立。これまでの累計利益から購入資金を充当したので、投入額は0円
1000通貨:フラッシュ・クラッシュ時の指値購入分。9月の積立に計上。投入額は17000円

2018年10月以降に発生したスワップポイントを月ごとのグラフにまとめました:

所有通貨数は増えているものの、利益は前月より減っています。
これは後述しますが、スワップポイント自体が減少しているから。

上に同じ期間の累計スワップを重ねてみます:

前月よりスワップポイントが減ったとはいえ、淡々と累計額は増えています。
派手さはないけれど、少しずつ着実に増やしていきたいです。

それから、投資は続けてみるのが一番大事。
成功も失敗もある程度の年数を経過しなければ分からないものですので。

もちろん成功すれば嬉しいのだけれど、こればかりは現在からは予想できません。
まずは投資に参加する。それがスタートラインです。

TRYのチャート(直近3ヶ月)

6月以降3ヶ月のチャートを示します。
水色の明るい部分が8月の範囲です。

7/25に政策金利が4.25ポイント引き下げられ、19.75%になったのですが、一時的にリラ高になったものの、8月はずっとリラ安基調。
そして、8/26にフラッシュ・クラッシュが発生します。

原因はおそらく8/23のトランプ大統領のツイート。
対中関税のパーセントを引き上げるという発表をしています。

このおかげで、まさか成立しないだろうと思って注文していた「1TRY=17JPY」の注文が成立してしまったのです。
ダメ元でもやってみるものですね。安く仕入れることができてラッキーでした。

スワップカレンダー

△はマネックス証券で取引しているので、以下はマネックス社のレートです:

今月は8円(1000通貨当り)を下回ることがデフォルトになってきました。
半年前は11〜12円だったので、その時の2/3に減っています。

新興国通貨自体の不安定性の一部といえばそれまでですが、スワップだけメインにするリスクはこういうところでしょうか。

ただ、マネックス社は売りスワップが良心的な値です。
とくに売りと買いの差が。

これはけっこうお勧めな点だと思います。
FX会社によってはえぐい設定のとこもありますし。

今後の予想

現在のトルコは米国とロシアとの板挟み状態です。
どちらにつこうともシリアや国内のクルド人勢力の問題に直結するので身動きがとりにくいと。

ただ、経済状況は若干の光明が見え始めているようなので、悪いニュースばかりではありません。

あとはエルドアン大統領が強権は発動して、政治的不安定要因を作り出さないことを願っているのですが、どうなることやら。

なお、いっそうの利下げが囁かれていますが、もし実行されるとなるとスワップポイントにも影響しかねません。

今後行うこと

先に触れましたが、8/26のフラッシュクラッシュに伴い、9月分の積立はその時に完了。
購入額も17000円で済み、ラッキーでした。

といういうことで9月にすることはもう何もありません。
いちおう2匹目のドジョウということで、同じ指値で1000通貨注文しておこうかなとも思っています。

利下げに伴ってスワップポイントが減ってますが、こればかりは対策のしようがないですので、積み立て量を増やすなどの対策はしないつもりです。

FXPLUS