2019年8月に起こったこと

この記事の目的

相場感のある人っていますよね。
ほんとうらやましい能力だけど、自分にはとても無理。
そういうわけで、管理人は相場感がなくてもできる投資(トラリピやwealthnavi)をしているわけです。

とはいえ何も努力しなければ能力はゼロのまま。
それに、個別株の購入やFXの裁量取引も、自分の性格的には積極的に行いたいので、やはり相場感は磨きたいです。

相場感がある人には様々なパターンがありますが、そのうちの一つが
「相場に影響したあらゆるイベントをすべて記憶してる」
というものです。

管理人は記憶力はマシなほうなので、このパターンならある程度見込みがあるかな。
ただイベントと相場の関連までは逐一記憶する自信は無いので、記録としてこのブログに残すことにしました。

そういうことで、2019年8月に何が起きたのか?そして株価や為替はどうなった?

何が起こった?

8/1
米FOMC、0.25ポイント利下げ決定
*政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を0.25ポイント引き下げ2.00
-2.25%に決定
→S&P500、ダウ、NASDAPともに-1%以上下落。

8/2
トランプ大統領対中追加関税発表。
8/5
米国 中国を為替操作国に認定
→株安、円高
→8/6に NYダウ平均26000ドル割れ

8/8
米政権は、国防権限法に基づき、連邦政府機関が中国通信機器大手のファーウェイなど5社から、通信機器などを調達するのを13日以降禁止する規則を公表した。軍事情報などが盗み取られる恐れがあると懸念。
→円高、窓開けで開始

8/13
米政府、中国からの輸入品に対する関税(9月予定の第4弾)を12月15日まで一部延期
→円暴落

8/14
債券市場で長短金利逆転(逆イールド)が発生
→ダウ平均大幅に値下がり(800・49ドル安の2万5479・42ドル)
今年に入って最大の下げ幅

8/23
トランプ米大統領は中国の報復関税に対抗
9月から導入する対中制裁関税第4弾の税率を15%に、既に発動している2500億ドル分の税率を10月から30%に、それぞれ引き上げると発表
→ダウ平均600USD以上下落
→翌週大幅円高でスタート
→8/26 為替にフラッシュクラッシュぽい動き

以上のイベントが起こった2019年8月でした。

感想

8月は米中の関税合戦にうんざりの1ヶ月でした。
初旬に株価はがっつり下げて、その後は上がったり下がったりを繰り返して値動きの方向性は定まりませんでした。

本当の底はまだ始まっていないのかもしれません。
今年の秋〜冬にかけて次の底が来るか警戒中。

その他の不安定要因としては、ブレグジットが引き続きあります。
ジョンソン新首相でもすでにコントロール不能の状況。

あとは香港情勢でしょうか。
中国政府も香港政府のポンコツぶりに辟易しているようですが、直接介入はリスクがあるとみて手をこまねいているようです。

長い目で見れば香港は放置で、深圳あたりを代わりに開発すれば解決でしょうけど、それぐらいは考えているかもしれません。

とはいえ、メインの問題は米中関係。
フェイクでもいいので休戦すれば為替も株価も安定するでしょうが、どっちもジャイアンみたいな国なので期待できないかな。