2019年7月のスワップ結果
通貨はトルコリラ(TRY)のみで3021円でした。
1ヶ月あたり1000通貨をレバレッジ1倍で買い増しています。
所持数は10000通貨。
累計スワップがもうすぐ20000円になりますね。
昨年の今頃はトルコリラ大暴落でロスカットした人も多かったのが懐かしい。。
当時よりマシになったとはいえ、トルコリラは相変わらず弱小、というか不安定通貨であることには変わりありません。
今が底値かさらに下がるのかは誰にも分からないので、レバレッジ1倍での取引は継続するつもりです。
レバレッジ1倍とはいえ、スワップポイントを年利換算すると毎月20%前後を叩き出してるのですから、十分な成果といえるでしょう。
ならレバ5倍で年利100%。。。って欲張りたくなる気持ちも分かりますけどね。
でもロスカットが恐いので絶対しないでしょう。
2018年10月以降に発生したスワップポイントを月ごとのグラフにまとめました:
毎月1000通貨だけとはいえ着実に所有数は増えていますので、受け取るスワップポイントも同様に増えています。
なかなかじれったいですけど、急いで結果を出すと損を見るかもしれないので今後も同じ方針でいくつもり。
累計2万円まで達すると、現金を投入しなくても、その2万円を再投資できる(1TRY=20JPYの場合)と先月書いた気がするのですが、その2万円にほぼ到達しました。
現在1TRY=20JPYを下回っているので、1000通貨なら2万円以下で購入できます。
ということで、8月積み立て分の1000通貨は利益から拠出することにします。
これこそ投資で得た利益を再投資することで得られる「複利効果」。
簡単に言えば「お金がお金を生む状態」ですね。
ちなみに毎月再投資だけでよくなる(新たに現金を投入しなくてよくなる)のは5年後です。
(リラのレートとスワップポイントが現状と同じレベルの場合)
TRYのチャート(直近3ヶ月)
5月以降3ヶ月のチャートを示します。
水色の明るい部分が7月の範囲です。
エルドアン大統領が中銀総裁を解任したり、ロシアからS-400が搬入されたりと。
その度にちょっと下げていますけど、すぐに回復してなぜかリラ高基調になっています。
とくに7/25に政策金利が4.25ポイント引き下げられ、19.75%になったのは大きなニュース。
ここでリラ安になるかと思いきや、なぜかリラ高に触れました。
裏の介入でもあったのかな?とにかく読みづらい相場でしたね。
スワップカレンダー
△はマネックス証券で取引しているので、以下はマネックス社のレートです:
今月は10円(1000通貨当り)を下回ることがデフォルトになってきました。
利下げ後はさらに下げて8~7円台に。
スワップメインにしている投資家にとっては厳しいかもですね。
こういうことも含めて投資だと達観しているのでしょうが。
ただ、マネックス社は売りスワップが良心的な値なんですよね。
トルコリラに限らないんですが。
これはけっこうお勧めな点だと思うのだけれど。
FX会社によってはえぐい設定のとこもありますし。
今後の予想
当面の懸念であった利下げが実現し、エルドアン大統領にとっての課題は一つだけ解決といったところでしょうか。
S-400も事前に言われていたほど深刻な問題を引き起こしていないようですし、とりあえずの小康状態。
8月初めのトランプ大統領による対中追加関税発表によって引き起こされた円高も、リラ円に関しては今のところ無関係のようです。
ただ、トルコ情勢自体が安定しているわけではないので(とくに経済面)、とうめんリラの上値は重いかと。
積み立てはとしてはあまり上がって欲しくないので都合は良いのですが。
今後行うこと
ひとまず毎月の積み立てを8/1に実施済み。
これは先に述べた通り、これまで蓄積した利益から拠出するので、新たな投入金ゼロです。
その他はこれまでと変わらずですので、毎月淡々と1000通貨を積み立てるのみです。
利下げに伴ってスワップポイントが減ってますが、こればかりは対策のしようがないですので、積み立て量を増やすなどの対策はしないつもりです。