2019年5月:トライオートETFからの不労所得

2019年5月のトライオートETF結果

投入額180000円に対して、リターンは0円でした。
7ヶ月連続のゼロが続いています。

この商品の性質(上昇相場を追いかけて利益を重ねる)分かってはいましたが、以下のように表にしてみると視覚的に理解できます。
詳細は以下の通り:

4月末には65ドル前後まで上がりましたが、(あっちこちの記事で言ってますが)トランプさんのせいでナスダックも大崩れ。
50ドルまで下落してしまいました。

証拠金維持率が392%に減っています。
ただ、これまでのデータからわかる通り、証拠金維持率は危険水域まで下がることはなかなかありません。
推奨証拠金の2倍で運用しているということもありますが、ポジションを持ちすぎない商品性質のおかげもあると思います。

自動売買といってもトラリピとは似て非なるもので、相場観が必要になるものの、自動売買とはいえかなり面白い商品だなあと感じています。

毎月の損益/投入額/時価残高をグラフにしました。

一度値を下げると、下がる前の値まで回復しない限り利益を見込めないという性質がよく分かりますね。
戦術としては底値(今回は2018年12月下旬〜2019年1月初旬)で新規にポジションを持つのが正解でしたね。
そうすれば1月以降の回復期に利益を得られたはずです。

ナスダック100トリプル_スリーカードのチャート

3月以降の3ヶ月分です。
12月の急落から一転して1月以降は順調に上昇を続けています。
3月中旬の一時的な急落はFOMC開催とその発表内容によるものです。

4月までは順調に上がっていたのですが、5月初旬から下げに転じています。
株価指数の3倍(実際はそんな単純計算ではないですが)の動きなので、下がるときは一気に下がりますね。

今後の予想

前月の記事でこんなことを書いていました:

ブレグジット、米中貿易戦争ともに、悪影響はすでに出尽くした感がありますので、新たな悪い要因が発生しない限り値を戻すでしょう。

舌の根も乾かぬうちに、5月初旬のトランプ大統領対中国関税戦争勃発、対メキシコ関税発表、メイ首相の辞任&ボリス・ジョンソンが次期首相有力候補などなど市場が悪い方向に反応するニュースが盛りだくさんです。

世界は何が起こるかわからなくておもしろいですね(やけくそ)
ですので、今後の予想なんて何も意味ないのです。

ただ、予想するだけだと意味はありませんが、予想(できれば複数)してそれが現実になった場合に取るべき行動をあらかじめ決めておく、これはとても意味があると思います。

今後行うこと

原則として、現在の含み損が解消されることを目標とします。
といっても、自分でなんとかできるものではないのだけれど。

さて、前月の記事で、「確率は低いと思いますが、もし大きな暴落があった場合、新たにポジションを持つのも良いと考えています」と書きましたが、現実のものとなりました。

あらかじめ50ドルを下回ったら買い増すと考えていたのですが、見事切りましたので推奨証拠金27000円で、約49ドル新規ポジションを持ちました(スリーカードではなく、より上昇相場に強いライジングで)。

さてこの結果どうなるか?
ここで反発すると読んだのですが、その判断は正しかったのか?
6月の成績発表まで期待したいと思います。

結果が出ましたので、以下の記事を参照:
実験▶︎▶︎トライオートETFはやはり短期勝負なのか▶︎▶︎

トライオートETFは自動売買とはいえ、トラリピとまったく性質の異なる商品で、相場観が要求される中級〜上級者向け商品です。
それだけに退屈せず今後も楽しめそうですね。

インヴァスト証券「トライオートETF」