2019年10月のWealthnavi結果
今月の分配金は5257円でした
分配金はVEA(日欧株)、VWO(新興国株)、IYR(不動産)、及びAGG(米国債券)からありました。
なお、今月から分配金に関しては年利換算率を表記しています。
見ての通り、分配金が多い月でも年利換算0.4%程度。
WealthNaviは毎月の不労所得を得るというよりは、長期間にわたって時価そのものを増やすことが目標ですから当然です。
手数料は1429円。
9月と同額でした。
総資産の推移
WealthNaviを開始した2018年2月以来の総資産の推移を見ていきましょう。
円建てでの推移はこちら:
ドル建てでの推移が本来の資産価値の推移を示しています。
2018年10月から3ヶ月は株価調整に伴う低迷期、その後2019年の年始以降は順調に回復して直近4ヶ月は黒字で安定してきました。
2018年10月の株価調整以降、独走するVTI(米国株)vs 低迷するVEA(日欧株)及びVWO(新興国株)という構図が続いていましたが、いつも間にかVEAとVWOの含み損が減少しています。
とくにVEAに関してはあと一息でプラ転です。
分配金と手数料の推移
毎月の分配金の合計は手数料を上回ると予想していますが、表だけではわかりにくいのでグラフにしてみました(2018年7月以降)。
棒グラフのオレンジが分配金、水色が手数料です。
手数料は控除されるほうなので、マイナス表示になります。
それぞれ累計のデータを追加すると以下のとおり(2018年7月以降)。
なお、累計のデータはWealthNavi開始(2018年2月)以降のものを反映しています。
赤い線が分配金の累計、青い線が手数料の累計です。
手数料は綺麗に緩やかな右下下がりのラインを描いていて、順調に増えていることを示しています。
いっぽう分配金は横ばいと急増を繰り返して、着実に手数料の累計を引き離しにかかってます。
分配金で手数料を相殺しているわけではないですが、たとえリターンが0だとしても手数料負けしないと考えれば、WealthNaviへの参加ハードルも低くなるかな。
今後の予想
今現在世界経済の懸念材料は米中対立ですが、今の所対話継続で一致しています。
また、ブレグジットに関しては10/31の離脱期限が3ヶ月再延長されました。
当面の危機は去りましたが、つまりは問題の先送り。
これで株価が上昇しているのですが、これはフェイクだと思いますが実際はどうなることやら。
個人的には2019年中に相場は崩れ始めると考えていまので、11月と12月に注目しています。
そのまえにフェイクで一時的な上昇があるかもしれませんが。
今後行うこと
7月以降は月2万円の積み立てに変更済みです。
WealthNavi:2万円、つみたてNISA:3万円、iDeCo:2万円の合計7万円を毎月積み立てます。
7万円のうち、つみたてNISAとiDeCoでeMaxisSlim S&P500に35000円投資しています。
さらにVTIが2万円の1/3=6500円投資。
結果、米国株(インデックス)に41500円ほど投入することになり、その割合はおよそ60%です。
つまり、積立型商品の60%を米国に集中投資する方針に変えることになります。
インデックスに関しては日欧/新興国は米国にパフォーマンスが劣ると判断しているのですが、この結果はどう出るかな?。
なお、WealthNaviのリスク許容度は変更しません。
これまで通り最高リスクの5のままで、株式中心のETF積み立てを継続します。
積立額は少なくとも今年いっぱいは2万円のままで続けるつもり。
今はキャッシュをできる限り温存して、次の暴落に備えているので。