2019年3月に起こったこと

この記事の目的

相場感のある人っていますよね。
ほんとうらやましい能力だけど、自分にはとても無理。
そういうわけで、管理人は相場感がなくてもできる投資(トラリピやwealthnavi)をしているわけです。

とはいえ何も努力しなければ能力はゼロのまま。
それに、個別株の購入やFXの裁量取引も、自分の性格的には積極的に行いたいので、やはり相場感は磨きたいです。

相場感がある人には様々なパターンがありますが、そのうちの一つが
「相場に影響したあらゆるイベントをすべて記憶してる」
というものです。

管理人は記憶力はマシなほうなので、このパターンならある程度見込みがあるかな。
ただイベントと相場の関連までは逐一記憶する自信は無いので、記録としてこのブログに残すことにしました。

そういうことで、2019年3月に何が起きたのか?そして株価や為替はどうなった?

何が起こった?

 

3/3(日)
トランプ大統領が保守系集会での演説で米ドル高をけん制。
→マーケット反応せず

3/7(木)
欧州中央銀行(ECB)が下方修正した2019年のユーロ圏経済見通しについて、一部の政策当局者は修正後の見通しが依然として楽観的過ぎると考えている。事情に詳しい関係者が明らかにした
→顕著な変化なし

3/8(金)
米雇用統計 就業者数が市場予想を大幅に下回る
→顕著な変化なし

3/11(月)
トルコ経済は約10年ぶりにリセッション(景気後退)に陥った。
2018年10-12月(第4四半期)国内総生産(GDP)は季節調整済みで前期比2.4%減と、1.6%減(改定値)だった7-9月に続くマイナス成長。前年同期比では3%減。
リラは発表後に一時0.5%安となる。

3/12(火)
ブレグジットの修正合意案は英国議会でまた却下
→ポンドに反応なし

3/14(木)
英下院は14日夜(日本時間15日未明)、約2週間後に迫った29日の欧州連合(EU)離脱を1回限り、6月末まで延期するとの政府動議を賛成多数で可決した。
→ポンドに反応なし

3/20(水)
FOMC景気減速を明言。また、今年の利上げはないと明言
→各通貨に対してドルが売られる

国内の景気について、日本政府は20日、判断を3年ぶりに引き下げた。
→反応なし

3/21(木)
トランプ氏「ゴラン高原、イスラエルに主権」と 余計なツイート
→トルコリラ下落 1TRY=20JPY割れ

3/22(金)
ドイツ製造業の業況は3月に一段と悪化した。
→ユーロは対ドルで急落

3/22(金)
ダウ平均460ドル下落
→各国株価つられて下げたものの大きな影響はなし

3/25(月)
トルコリラの下落を受け、本日トルコ中銀は市場へのリラ供給を減らし、オーバーナイトのスワップ金利を90%まで上昇させる。
→リラが乱高下。トルコの株価が下がっただけ

以上のイベントが起こった2019年3月でした。

感想

ブレグジットに関してはもう言うことないかな。
呆れて市場も反応しなくなりつつありますね。
ここまでのゴタゴタを誰が想像したでしょう。

あと、世界的に景気が停滞期に入っていることが鮮明になってきました。
個人的には停滞でも後退でも拡大でもいいのですが、トラリピをメインにしている以上、大荒れになってくれれば何でもいいです。

あと、WealthNaviやつみたてNISAの積み立てを考えると、安値で仕入れたいので、景気は悪いほうがいいかな。
実は景気が悪い時期というのは良い時期に比べてかなり短いですので、安値仕入れのチャンスは意外と短いのですよね。

参考記事:そういえばトルコがリセッション入りしていました
上記記事の最後のほうに「リセッション/景気拡大の平均期間で、それぞれ11.1/58.4ヶ月」と紹介。

2月に比べて雲行き怪しくなってきました。
米国や中国には対策を打ってくるでしょうね。

日本については「Japan has no room」と評されているようで、たしかに打つ手なしです。
日本にそれほど投資をしていないので個人的に影響は少ないですが、やはりそんなこと言われるのは悔しいかな。