トラリピの利益が8ヶ月で5万円になっていました

2018年6月(正確には5月末日)に100万円で開始したトラリピ。
果報は寝て待てを実践していたら、いつもまにか利益が5万円を超えてました。

開始8ヶ月のトラリピ

こちらが2019年1月30日現在のトラリピの資産状況:

「現金残高」は投入額(200万円)+利益のことです。
つまり利益が50141円発生しているということです。

そして、口座反映前利益(未計上の利益)1200円と評価損益(含み損)マイナス43640円を加えたものが、時価残高2007701円になります。

含み損は将来為替が逆方向に進めば利益に変わるので、利益の種といえるでしょう。
ただ気分的に嫌なのも事実。
しかし、5万円の利益のおかげで帳消しにされています。

これがトラリピの利点で、時間が経てば経つほど、コツコツを積み上げた利益が含み損のダメージを小さくしてくれるのです。
トラリピが長期運用を推奨している理由もここにあります。

5万円に至るまで

毎月どの程度の利益が発生しているかは以下のグラフで一目瞭然です:

上の棒グラフは毎月発生した利益を表しています。
2019年1月が相当成績が良かったのですよね。
一因にはフラッシュ・クラッシュ(過去記事を参照)がありますが、「円高→円安」に戻る過程での利益確定が多かったと思います。

下の棒グラフは累積投入額を表しています。
2018年5月末〜11月は100万円の予算でAUD/JPYペアのみ。
2018年12月以降は200万円に増額し、CAD/JPYのペアも追加しました。

月ごとの利益だけを見ると、本当にささやかなものだけれど、時間を味方につけるといつの間にか増えるものですね。
トラリピに200万円預けているだけで、5万円増えてるんですから。

低リスク/低レバレッジを最優先にした結果

トラリピを開始してまだ1年も経っていないこともあり、運用方針はとても安全第一です。
トラリピを仕掛ける前にシミュレーションをするのですが、全ポジションを持った場合の実質レバレッジ=3倍程度と想定していました。

そして、実際のレバレッジはこの8ヶ月どうだったのか?
結果は以下のとおりでした:

右端のレバレッジは月末の数値ですが、ほぼ1倍以下となっています。
つまり、200万円以上投入しているものの、その一部しか運用していないということです。

いかに低リスクな傾向だったかわかると思います。
それでも5万円の利益を生み出すのですから、預金よりはずっとワクワクしますね。

いやむしろ石橋を叩きすぎだろう。。。とちょっとは思いますが、まだまだトラリピは勉強中なので、今年はこの方針を続けるつもりです。
実際、フラッシュ・クラッシュ(過去記事を参照)の時はけっこうびびってましたし。

まとめ:低リスク低リターンのすすめ

以前記事にしたのですが、今の世の中、普通預金でまともな利子を得ることなんて不可能です。
ゆうちょ銀行の定額預金に100万円を10年間預けても、利子は1000円にしかなりません。

そんなことを漠然と思っていたのでトラリピを始めてみたのですが、200万円を投入して8ヶ月で5万円の利益。
年利換算すると3.75%です。文句のつけようはない。

もちろん、為替が一方的に動く確率がゼロとは言えないけれど、基本的に一定の範囲を行ったり来たりするのがほとんど。
そこに眠っている現金の一部を投入してみるのは、いいじゃないかと改めて思いました。

ということで、いまのところ順調にトラリピを楽しめています。
コツはガツガツせず、まったり構えることですね。

トラリピが気になるな〜というかたはこちら:
マネースクエア