2019年7月:FTSE100からの不労所得

2019年7月のFTSE100結果

引き続き1枚の保有に対して、リターン(配当から金利相当額を引いた残り)は-456円でした。
詳細は以下の通り:

今月は配当の少ない月で、金利負けしてマイナスの結果でした。

配当と金利相当額の状況は以下のとおり。
金利相当額の負担が月末にかけて急に上がってますね。この基準がいまいち分からないのですが。

例年だと8月は1年でもっとも配当相当額が多い月なので、来月に期待しましょう。

毎月のリターンをグラフに示します。

マイナス方向にグラフが突き抜けているのは、「金利相当額>配当相当額」となったからです。

加えて、累計リターンのグラフも重ねます。

金利相当額の負担がどんなものだろうと開始した当初は不安だったのですが、予想よりは悪くない数字です。
やはり1枚だけでも実際に保有してみて良かったです。

さてFTSE100を保有して今月で1周年。
1年間の累計リターンは22052円でした。
証拠金として30万円を入れたので、年利換算では7.3%のリターンでした。

△としては投資の平均リターンは年7~8%を目標にしているので、数値としては満足できるものでした。

あとは1枚=30万円という証拠金が相場急変時のロスカットに耐えうるかが鍵になります。
30万円だと2740ポイントの下落(計算式:(300000-26000)÷100)までは耐えられるので、かなり大きな暴落までは耐えられると思います。

リターン率を考えるとこれ以上の証拠金は効率が悪いので、軟調時の追証用キャッシュを準備するという条件で、現在の証拠金レベルで良いかなと考えています。

FTSE100のチャート

△が取引をしている岡三オンラインの過去3ヶ月分のチャートを引用します。
これが実際の売買している価格とシンクロしていて、TradingViewで表示される値より500ほど高めに出ています。

7月は月末になぜか急上昇して、即座に急落しています。

上昇の原因は不明ですが、ボリス・ジョンソンが首相に任命された後に上昇していますので、相場とは本当にわからないものです。

どうやら今月はブレグジットは相場に悪い影響を与えていなかったようです。

今後の予想

ボリス・ジョンソンが首相に任命されたのでなぜか上昇するFTSE100。
しかしグローバル経済の不透明さには敏感に反応して急落。
グローバル企業が多く含まれるFTSE100ならではの動きだと思います。

とはいえ、ブレグジットが何の影響もないとは言い切れません。
EU離脱の期限は2019年10月31日。
ジョンソン首相はやたらと強気ですが、英国に残された選択肢はかなり乏しくなっています。

もっとも影響力のあるイベントは米中摩擦とそれに伴う世界経済の減速、その次にブレグジットの行方、といったところでしょう。
前者は長期化(少なくとも今年いっぱい)しそうですので、しばらくはFTSE100の上値も重そうです。

今後行うこと

以前から6500ポイントまで下落したら、または直近の最高値からマイナス10~15%、いずれかの条件を満たしたら1枚買い増しと言ってきました。

ただ、そんな悠長なことを言っているうちに最初の購入から1周年になってしまいました。
2018年12月ごろのクリスマスショックのあたりで買い増ししておくのが正解だったのですが、あの頃は初めて経験する本格的調整に慎重になりすぎて、機会を逸してしまいました。

ともあれ、キャッシュも若干だぶつき気味なので、40万円で1枚追加購入済みです。
ということで証拠金の合計は70万。少し急落が恐いので念のため1枚当たり35万円としました。

昨年より若干安めの7600ポイントで購入しましたが、その後7200まで下がってしまったのでちょっとタイミング悪かったですね。

まあ終わったことはしょうがない。
それに長期的にはそれほど深刻な価格差でもないですが。

3枚目の購入についてはやはり6500ポイントを一つの目安にしたいです。
ただ、年末に至って(投資開始以降の初期予算700万円で)余ったキャッシュがあれば、手頃な価格であるという条件で購入も考えています。