トラリピって何?

「トラリピ」とは

「トラリピ」はマネースクエア社が提供している、FX自動売買の商品名です。
一度注文を設定すれば、あとは自動で「買い→売り」「売り→買い」をやってくれるというとっても楽チンなシストレです。

FXといえば、スキャルピングとかスイングトレードとか、相場に張り付いていないといけないイメージがあるけれど、トラリピだとそういう必要はないです。
相場観が必要とされる場面より、レンジ相場向けのトレードなので、リスクも少なめです。

トラリピが狙うシチュエーション

過去10年ほどのUSD/JPYの相場推移は以下の通りです(月足)。

2007年のサブプライムローン危機と2008年のリーマンショックを機に、米ドルはズンズン下降してます。
でも長い年月をかけて元値に戻っています。
為替は株価などと違い、多国間の力関係のバランスの上に成り立つので、一方的にどちらかに振れ続けることは一般的にはありません。
上がったり下がったりを繰り返しているだけなのです。

この上がったり下がったりに目をつけたのが「トラリピ」です。
例えば、1USD=95~125JPYに横線を引いてみると

こうなるのですが、ここにトラリピを仕掛けると、自動的に注文と約定を繰り返してくれます。

上のグラフは月足ですが、もっと短い周期(週足、日足)でも同じことが当てはまります。
その短い周期で「買い→売り」「売り→買い」を繰り返すのがトラリピ。
マネースクエア社が提供しているイメージ図だとこんな感じ(買い→売りのケース)。

トラリピにかかる費用、リスクは?

以下の4要素がキーになります:

  • 為替ペア
  • 予算
  • レンジ(仕掛ける幅)
  • 仕掛ける本数(注文の本数)

このチェックは、「らくトラ運用試算表」を使って簡単にできます。
(マネースクエア社に登録する必要あり)
画面はこんな感じ

これは、予算100万円で、1USD=95~125JPYの範囲に、61本の注文を仕掛けた場合です。
レバレッジがありえない数値になってますね(マネースクエア社は3倍程度を推奨)。
左上の「自分のプランを設定!」をいじって調整していきます。

レバレッジが少しマシになりました。
でもまだまだリクスが大きいです。

リスクを減らすための、調整ポイントは以下です。

  • 為替ペア→別のペアにしてみる
  • 予算→増やす
  • レンジ(仕掛ける幅)→狭くする
  • 仕掛ける本数(注文の本数)→減らす

管理人印象だと、予算を増やすのが手っ取り早いかと。
レンジを狭めて、仕掛ける本数を減らすと、機会損失になりますし。
この辺りが、「トラリピは富裕層向け」と言われてるのを実感します。
種銭を持ってる者が強いのよね。はぁ。。。

そして、管理人が現在持っているポジションだと、以下のようになります。

トラリピで人気の豪ドルにしました。
もう少し豪ドル安の時に始めたので、レバレッジはたしか3倍ちょうどぐらいだったと思います。
つまり、トラリピは「外貨/円」ペアの場合、円高の時に開始するのがお財布に優しいのですよね。

トラリピの弱点は?

多くの注文(ポジション)を仕掛ける性質上、運用初期に「含み損」を抱えがちです。
管理人も100万円を入金してますが、数十万円の含み損は覚悟ずみです。
この含み損はポジションが約定(売り)されるにつれ解消されますが、これが耐えられない人はいるかもしれません。
それゆえ、入金額に余裕が必要なのですね。

あと、個人的に実感してないんですけど、「手数料(スプレッド)が高い」とよく言われています。
ただ、高いのにはそれなりの理由もあるのだろうし、金銭感覚は人それぞれなので、納得できればそれでいいかなとも思います。
サイトはとにかく使いやすいですし。

実はトラリピの類似サービスは、管理人が知る限り4社が提供していて、手数料(スプレッド)がより安いところもあります。
マネースクエア社はそれをよく思うはずがなく、同業他社を提訴したり色々と大変そうで。
その一方で期間限定で手数料を無料にしたりして、競争が生まれている面もあります。

長期的なトラリピ戦略

とりあえず今はAUD/JPYペアだけですけど、今後増やしていくつもり。
USDにしたいけど、予算がなあ。。。
やはり円高が進んだ時点で始めたいので、いまは注文方法の勉強をしながら機会をうかがってます。

マネースクエア社では2018年9月まで手数料無料キャンペーンを実施中です。
なんでも商号変更記念ということらしいですが、いろいろあったそうで。。。