2020年11月:FTSE100からの不労所得

2020年11月のFTSE100結果

リターン(配当から金利相当額を引いた残り)は4551円でした。
詳細は以下の通り(色が付いている行):

2020年7月31日以降は枚数3になっています。
配当はとくに多いわけではないのですが、金利相当額が低いレベルのため、昨年と同レベルのリターンになっています。

なお証拠金維持率が1119%に上がっているのは、必要証拠金がさらに下がったからです。

1枚当たりの配当と金利相当額の状況は以下のとおり:

先月ほどではないものの、低い金利相当額負担が続いています。
配当相当額のレベルも低いものの、おかげでリターンがある程度確保できました。

投資開始以来の毎月のリターンをグラフに示します。

マイナス方向にグラフが突き抜けているのは、「金利相当額>配当相当額」となっていることによります。

2019年7月までは1枚、2019年8月以降は2枚、2020年8月以降は3枚のリターンが反映されています。
米国企業に比べて、欧州の企業の配当は回復基調にあるのか、心持ち配当額のレベルが上昇に転じているような気もします。

続いて、累計リターンのグラフを重ねてみましょう。

累計リターンは7万円を突破していますので、今年中に8万円に届くかというところ。
金利負担分が大きくなければ達成可能かもしれません。

FTSE100のチャート

△が取引をしている岡三オンラインの過去1年分のチャートを引用します。

6000前後をうろうろしていてなかなか上昇しなかったものの、今月はようやく値上がりに転じて6500弱まで上昇しました。
この傾向が続けばいいのですが、ブレグジット のゴールがハードランディングになりそうなので予断は許さない状況。

もちろん、コロナの影響も大きいため、コロナ・ショック前の水準に戻るには時間がかかりそう。

今後の予想

FTSE100はようやく値上がりに転じたものの、それが来月以降も継続するかは未知数。
感染症に関しての状況は数ヶ月で好転することはあり得ないので、相場に影響を与えることはおそらく無いでしょう。

そして、先に述べたとおり、EUとのブレグジット の最終交渉の出口は暗雲垂れ込めています。
おそらくは交渉決裂でハードランディング。

金融緩和のおかげで暴落は免れているものの、上昇の要因もこれといってないのですよね。

今後行うこと

現在のFTSE100の価格は低くもなく高くもない状態で、建玉を増やすつもりはなし。
4500~5000まで暴落すれば1枚買い増ししたいところ。

それとは別に、そろそろ出口戦略を考える時期かもしれません。
くりっく株365における現行商品は2021年3月に上場廃止となるので、可能であればそれまでに決済したいと考えています。

代替となる新商品は長期保有を前提としていないため、新たに建玉を保有するかは検討中。
決済時の価格や、他の投資先との比較検討の結果によっては、FTSE100はこれで卒業とするかもしれません。