2020年12月:つみたてNISAの成績

SBI証券[旧イー・トレード証券]

つみたてNISAは毎月の配当はありませんが、毎月月末に成績を振り返っていきます。
WealthNavi/iDeCoとともに、トラリピ(FX)のリスクヘッジという役割で投資しています。

2020年12月の結果は以下のとおり:

上の表は過去13ヶ月分のデータに絞っています。

今月末時点で22%余りの含み益がでています。
年初には10%程度でしたが、利益爆増の1年でした。

つみたてNISA開始以来の積み立て額と評価額をグラフで示します。

コロナ・ショックの株式市場への影響(とくにインデックス)の小ささを如実に示すグラフです。
本当の暴落は今後やってくるのかもしれませんが、今のところリーマン・ショックの教訓を活かして、金融市場のコントロールに成功しているようです。

やはり金融緩和の効果は絶大で、実生活の役にも立たないと批判はあれど、その必要性は存分に示せていると思います。
市場の歪みという副作用はありますけど。

さて、△は月3万円(ボーナス時6月&12月:5万円)の積み立てを「eMaxisSlim S&P500」と「ひふみプラス」の2つの投資先に均等に投資しています。
米国を代表するインデックス vs 日本のアクティブ投資といった戦いです。

両者のこれまでの戦績は以下のとおり:

ひふみプラスがS&P500をリードし続けています。
米国株は絶好調ですが、日経平均もバブル崩壊以降の最高値を記録しています。
米国株の下落につられていた従来とは異なる傾向のここはんと年でした。

さて、つみたてNISAは2018〜2037年の間、毎年40万円までが非課税という太っ腹の制度です。
月々3万円ちょっとなので、無理なく開始できる投資だと思います。

各投資については、投資開始年から20年間非課税ですのでありがたい優遇制度です。
また最近の商品ラインナップは低コストの優れた商品も多いので、初心者にも優しい投資だと思います。

公的年金だけでは長生きリスクに対処できないことは明らかになってきましたので、自分で年金作りは必須項目になりつつありますし。

つみたてNISAは「非課税」「低い手数料」というアドバンテージがあるので、積立型の投資の入門には良い選択だと思います。

また、リターンは低くとも、低リスクで時間をかけて増やす商品がほとんどですので、初心者向きといえるでしょう。

iDeCoは掛金が非課税ですが、60歳まで引き出すことができず、それがハードルを感じることもあります。
それならば、つみたてNISAから始めてみるのもいいと思います。

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