2019年5月に起こったこと

この記事の目的

相場感のある人っていますよね。
ほんとうらやましい能力だけど、自分にはとても無理。
そういうわけで、管理人は相場感がなくてもできる投資(トラリピやwealthnavi)をしているわけです。

とはいえ何も努力しなければ能力はゼロのまま。
それに、個別株の購入やFXの裁量取引も、自分の性格的には積極的に行いたいので、やはり相場感は磨きたいです。

相場感がある人には様々なパターンがありますが、そのうちの一つが
「相場に影響したあらゆるイベントをすべて記憶してる」
というものです。

管理人は記憶力はマシなほうなので、このパターンならある程度見込みがあるかな。
ただイベントと相場の関連までは逐一記憶する自信は無いので、記録としてこのブログに残すことにしました。

そういうことで、2019年5月に何が起きたのか?そして株価や為替はどうなった?

何が起こった?

5月に起きたこと

5/5
トランプ大統領が「中国からの輸入品2000億ドル(約22兆円)相当に対する追加関税を10日に10%から25%へ引き上げる」とツイッターで表明
→円高進む(窓開け)、株安

5/6
イスタンブール市長選挙は再選挙となる
→トルコリラは急落に歯止めがかからず

5/10
カナダ雇用統計が好結果
予想1万 →結果10.65万
→加ドル上昇

5/17
アメリカ 日欧への自動車関税の判断を延期
→小幅ながら円安に

5/18
オーストラリアの総選挙は18日投票され即日開票された。モリソン首相が率いる与党、保守連合(自由党、国民党)が事前の予想を覆し政権を維持することに成功。
→豪ドルのレートに影響せず

5/23
英紙ザ・タイムズは、メイ首相が5/24に早期辞任を表明すると報じた(実際の辞任はトランプ大統領の訪英もあり6月になった)。
→UKX(FTSE100)下落 100pt

5/25~28
トランプ大統領が来日
→相場動かず 退屈相場に

5/31
トランプメキシコに制裁関税5%発表 段階的に最高25%へ(ともに後に撤回)
→リスクオフで円高になる

以上のイベントが起こった2019年5月でした。

感想

ついにメイ首相が力尽きました。
大変お気の毒ですが、彼女が孤軍奮闘していた間、FTSE100はなんとか持ちこたえていましたね。
ただ今後は予断を許しません。

個人的な希望は、ボリス・ジョンソンなどのポンコツがハードランディングを目指して大幅下落になることですが、そんなシナリオ通りに行くとは思えません。
落ちぶれたとはいえ、イギリスはなかなか狡猾ですから、本当の大暴落はイギリスだけではなく世界全体のリセッションまで待たなければならないかもしれないです。

そして米国による対中関税戦争再開。
ディールに引き込むためのブラフなのか、叩き潰すためのジャブなのか判断しかねますが、相場的には面白いことになってきました。

あと、オーストラリアって結局中国頼みなんですね。
レートを見てそう思いました。

ブレグジットの問題と米中対立もそうですが、世界がリセッションに入るための材料は着々と積み重なっているようですね。勘ですけど。
キャッシュにあまり手をつけず投資を控え、獲物を狙うネコさんのように、リーマンショック級の大暴落(=バーゲンセール)に備えたいと思います。

それにしてもリーマンショックの再来を願うとは我ながらどうかしてるのかな?
再来したら実生活ではそれなりにダメージを受けますものね。
こういう人がいるから日本人に投資は嫌われるのかもしれないです。