2019年9月のWealthnavi結果
今月の分配金は2015円でした
分配金はAGG(米国債券)とVTI(米国株)からありました。
VTIは来月だと思ってましたが、タイミングがずれたのかな?
手数料は1429円。
長期割は今月から0.01%下がって0.97%になりました。
可能なら手数料は0.5%程度ならインパクトがあると思います。
WealthNavi独自のDeTax機能で実質的に0.5%程度の負担のようですが。
ともあれ、WealthNaviの商品コンセプトは一歩抜きん出ていますね。だからこその手数料1%という設定なんでしょう。
総資産の推移
WealthNaviを開始した2018年2月以来の総資産の推移を見ていきましょう。
円建てでの推移はこちら:
それにしても2018年以来の低迷モードをよく表しているグラフですね。
株価高止まりですので、仕入れ値という点ではあまりコスト面で不利な状況が続いています。
株式では独走するVTI(米国株)vs 低迷するVEA(日欧株)及びVWO(新興国株)という構図が続いています。
ただ、VEAに関してはマイナス幅が徐々に縮小しています。
相場に関する不安の反映かAGG、IYR、GLDが比較的安定していますね。
分配金と手数料の推移
毎月の分配金の合計は手数料を上回ると予想していますが、表だけではわかりにくいのでグラフにしてみました(2018年7月以降)。
棒グラフのオレンジが分配金、水色が手数料です。
手数料は控除されるほうなので、マイナス表示になります。
それぞれ累計のデータを追加すると以下のとおり(2018年7月以降)。
なお、累計のデータはWealthNavi開始(2018年2月)以降のものを反映しています。
赤い線が分配金の累計、青い線が手数料の累計です。
手数料は綺麗に緩やかな右下下がりのラインを描いていて、順調に増えていることを示しています。
いっぽう分配金は横ばいと急増を繰り返して、着実に手数料の累計を引き離しにかかってます。
分配金で手数料を相殺しているわけではないですが、たとえリターンが0だとしても手数料負けしないと思えば、WealthNaviへの参加ハードルも低くなるかな。
今後の予想
今現在世界経済の懸念材料は米中対立でしょう。
サブの問題として、ブレグジット/イラン情勢/香港情勢。
あと、キーとなる米国自体の景気減速が明確になりつつあります。
もともと米国以外はすでにリセッションの入り口手前まで来ているので、米国だけが逃げ切れることはないですしね。
△は早ければ2019年中に相場は崩れ始めると考えていますが、遅かれ早かれ2020年には崩れるという分析も多いようです。
そのまえに一時的な上昇があるかもしれませんが。
今後行うこと
7月以降は月2万円の積み立てに変更済みです。
WealthNavi:2万円、つみたてNISA:3万円、iDeCo:2万円の合計7万円を毎月積み立てます。
7万円のうち、つみたてNISAとiDeCoでeMaxisSlim S&P500に35000円投資しています。
さらにVTIが2万円の1/3=6500円投資。
結果、米国株(インデックス)に41500円ほど投入することになり、その割合はおよそ60%です。
つまり、積立型商品の60%を米国に集中投資する方針に変えることになります。
インデックスに関しては日欧/新興国は米国にパフォーマンスが劣ると判断しているのですが、この結果はどう出るかな?。
なお、WealthNaviのリスク許容度は変更しません。
これまで通り最高リスクの5のままで、株式中心のETF積み立てを継続します。
積立額は少なくとも今年いっぱいは2万円のままで続けるつもり。
今はキャッシュをできる限り温存して、次の暴落に備えているので。