この記事の目的
相場感のある人っていますよね。
ほんとうらやましい能力だけど、自分にはとても無理。
そういうわけで、管理人は相場感がなくてもできる投資(トラリピやwealthnavi)をしているわけです。
とはいえ何も努力しなければ能力はゼロのまま。
それに、個別株の購入やFXの裁量取引も、自分の性格的には積極的に行いたいので、やはり相場感は磨きたいです。
相場感がある人には様々なパターンがありますが、そのうちの一つが
「相場に影響したあらゆるイベントをすべて記憶してる」
というものです。
管理人は記憶力はマシなほうなので、このパターンならある程度見込みがあるかな。
ただイベントと相場の関連までは逐一記憶する自信は無いので、記録としてこのブログに残すことにしました。
そういうことで、2020年2月に何が起きたのか?そして株価や為替はどうなった?
何が起こった?
2/14
新型肺炎、日本で初の死者
→即座に市場での反応はなし。しかし感染が各国に広がるにつれ、2月最終週以降は急激に世界的な株安・円高に
2/17
日本国:2019年10-12月期・1次速報
消費税増税の影響もあり、前期比-1.6%、前期比年率-6.3%
→2/19以降に円安ドル高に
2/19
トルコ中銀が0.5ポイント利下げ、政策金利10.75%に
→リラに影響はなし
2/24
サンダース予備選勝利。
新型コロナウイルスがイタリア/韓国/イランで感染拡大
→週明けのダウ平均は急落し、前週末比1031.61ドル安
2/25以降も:
→ダウ平均は乱高下を繰り返す
→ドル円の値下がりは鈍く、1USD=110JPY程度までのドル安にとどまる
以上のイベントが起こった2020年2月でした。
感想
2020年2月は下旬以降コロナ・ショックに全て持っていかれました。
中国に始まり、日本と韓国、そして中東やヨーロッパに勢力を拡大中です。
日本は検査数を制限して感染者数の数字を低く抑えていますが、その間に正直に検査を実施した他国が追い抜いてくれました。
人心を安定させる点では日本方式は有効な方法で、日本なかなかやるなって印象です。
ただ、そのせいで日本の安全性が再認識されてしまい、3月に入って円高が急進行しています。
「日本はウイルスの押さえ込みに成果を上げていて安全な国だ」とでも思われているのかもしれません。
なんだかんだで日本が世界最強の債権国であることには変わらず、「日本円は安定資産」という信仰はなかなか崩れないので、正直に検査したところで円高は進んでいたかもしれないですが。
危機がやってきたら円高、これ本当に勘弁して欲しいです。
さて、2020年3月もコロナ・ショックは続きそうです。
とくに米国に飛び火すればもうひとショックあるかもしれませんね。
世間の喧騒を眺めつつ、コロナ・ショック下の投資における守り・攻めの戦略を臨機応変にとっていきたいですね。