2019年5月:Wealthnaviからの不労所得

2019年5月のWealthnavi結果

今月の分配金は223円でした
今月は債券(AGG)のみでしたが、米国の源泉税の還付があったため予想よりは多めの分配金です。

手数料は1339円。時価総額が減少したため先月とほとんど変わりません。
長期割が適用されており、現在の手数料のパーセンテージは0.98%。
200万円を超えれば長期割の認定ペースが上がりますが、iDeCo開始後は実験的に月2万円に変更するため、ペースアップはやや先になりそうです。

総資産の推移

WealthNaviを開始した2018年2月以来の推移が以下のチャートの通り。
まずは円建てでの推移。

つづいてドル建て。

ドル建てのほうが実勢値に近いですので相場の上下がよく分かります。
2018年は全般的に軟調。
2019年初頭のプラスは2018年後半に安値で積み立てることができたので、回復に伴うプラスにすぎません。

つまり株価回復と安定にはまだ至ってないんです。
米中貿易戦争はまだまだ解決に至りそうでもないですし。

次に資産の内訳です。先に円建て。

次にドル建て。

データとしてはドル建てを見たほうが、実態に即しているため良いと思います。
円建てはドル円レートの影響を受けますので。

世界がリスクオフになると、日欧と新興国がまっさきに暴落。
特に日本は円高との相乗効果でもう一段の株価下落という悪循環に見舞われます。

ただ米国の株価も無傷ではいられないので、トランプさんもあまり無茶しないでほしいですよね。
適当な落とし所(ダウ平均やS&P500でこれ以下にはなってほしくない数値)までは強気の交渉でしょうが、そこを超えるようだと妥協をするのかもしれませんね。

VWOとVEAに関しては安値で仕入れることができる期間だと割り切って淡々と積み立てるしかないですね。

分配金と手数料の推移

毎月の分配金の合計は手数料を上回ると予想していますが、表だけではわかりにくいのでグラフにしてみました(2018年7月以降)。

棒グラフのオレンジが分配金、水色が手数料です。
手数料は控除されるほうなので、マイナス表示になります。

さてそれぞれ累計をとると以下のとおりです(2018年7月以降)。

赤い線が分配金の累計青い線が手数料の累計です。
分配金から手数料を引くと、累計でプラス8000円ぐらいです。
長期割の影響もあると思いますが、分配金は十分手数料負けを防いでくれていますね。

今後の予想

5月は10連休明けに米国の対中追加関税の発表、そして中国の応酬もあって、世界的に株価は上値が重い状況です。

欧州ではブレグジットの失敗、EUにおける離脱派の台頭が問題に。
日本は周りに流されて株価低調。
株価上昇につながるようなニュースはまるで見当たりませんね。

さらにトランプさんはメキシコにまで関税戦争を仕掛ける始末。
これに関しては政権内部からも疑問の声が上がっているようなので、大きな影響にならないと思いますが。

世界は数多くの問題を抱えて、少なくとも今年いっぱいは解決しそうな状況にはなさそうですね。
ここは忍耐強く安く買い増せる期間と割り切るしかなさそうです。

今後行うこと

6月以降は月2万円の積み立てになる予定ですが、iDeCo開設の通知が遅れた場合は従前通り4万円を積み立てることになります。
WealthNavi、つみたてNISA、iDeCoの積立額の合計は月7万円の予定です。

なお、WealthNaviのリスク許容度は変更しません。
現在かなり安く買い増せる相場の状況ですので。

これまで通り最高リスクの5のままで、株式中心のETF積み立てを継続します。
長期積み立て投資ですので目先の相場変動に一喜一憂せず淡々と積み立てるのみです。

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