2020年1月:FTSE100からの不労所得

2020年1月のFTSE100結果

リターン(配当から金利相当額を引いた残り)は-606円でした。
詳細は以下の通り(色が付いている行):

1、7、12月は配当が少ない月ということで、金利相当額を差し引くとマイナスになってしまいます。
しかし2月からは再びプラスのターン。
ブレグジットも完了して一区切り、やっと落ち着いた気持ちでホールドできます。

証拠金維持率は1300%を下回って、若干値下がりに引っ張られましたが、それでも高水準を維持しています。

1枚当たりの配当と金利相当額の状況は以下のとおり:

今月も金利相当額は最低16円というかなり低いレベルでの推移でした。
おかげでトータルのマイナスは小さくて済みましたが。

投資開始以来の毎月のリターンをグラフに示します。

マイナス方向にグラフが突き抜けているのは、「金利相当額>配当相当額」となっていることによります。

2019年8月以降は2枚保有しているので、それまでより単純計算で2倍のリターン(あるいは損失)になります。
ただ、金利相当額に変動があるため、昨年より英国の金利が下がった現在では、リターンはより大きく、損失はより小さい傾向にあります。

続いて、累計リターンのグラフも重ねます。

累計40000円を超えた状態で足踏み状態ですが、12〜1月は仕方ないですね。
でも2月には累計5万円を達成するんじゃないかなと見込んでいます。

FTSE100自体は日経平均と同じく冴えない値動きなのですが、配当相当額はコンスタントに入ってくるので、保有しているだけで利益を生み出してくれる優秀な商品かと思います。

FTSE100のチャート

△が取引をしている岡三オンラインの過去1年分のチャートを引用します。

1月後半の値下がりの理由がわかりにくいのですが、やはり新型コロナウイルスなんでしょうか?
イギリスから遥か離れた東アジア中心の疫病なのですが、経済的打撃などへの不安感から相場が動いやのかもしれません。

ともあれ、1年間で上昇と下降を繰り返して、結局ほとんど値上がりしていません。
ブレグジットを巡ってほとんど何も進まなかった状況への投資家たちの反応そのものといった気がします。

今後の予想

さて、2020年1月31日にブレグジット は成立しました。
ただ、暫定的なもので、解決すべき課題は山積しており、これからも英国とEUの交渉は続きます。
むしろここからが本番、みたいな感じ。

ただ、双方の主張はこれまでで出尽くしており、相場に影響するようなニュースが新たに出ることは考えにくい。
ということで、ハードランディングにせよソフトランディングにせよ、この問題がFTSE100の価格に影響を与える可能性は小さいでしょう。

むしろコロナ・ショックがどこまで広がるのかがより重要な問題として浮上してきました。
果たして新型コロナウイルスはブラックスワンたりえるのか、個人的には期待しています。

今後行うこと

次の一手は3枚目の購入タイミングです。
コロナ・ショックがどの程度広がるのかは2〜3月にかけて目処がつくかもしれません。

東京オリンピックがロンドンに移転すれば爆上がりかもしれません。そうなるとますます購入しづらくなるので困ったものですが。

金額については引き続き6500ポイントを一つの目安にしたいです。
シリア・トルコ情勢など、不安定要因は数あれど、現在世界はコロナ一色なので、良くも悪くも見通しが立てやすい環境かもしれません。