米国VIロングにトライしてみました

米国VI投資といえばショートが人気だが

みんな大好き米国VI。
VIX(恐怖指数)が上がりきったら空売りして、その後はそのポジションを持っているだけというシンプルな投資法です。

△も1年前に実践して、初心者ながら利益を得ることができた投資法です。

さて、一般的に米国VIで人気といえば空売り(ショート)を指し、値下がりを対象とした投資法ですが、逆の投資法もあります。
それが米国VIロングです。

米国VIのロング(買い)投資とは?

これは、VIX(恐怖指数)が低値の際に米国VIを買い(ロング)、VIXが急上昇した際に売り抜けるという投資法です。

ただ、ショートに比べてあまり人気がないのは以下の理由があります:

  • VIXが上昇するタイミングを読むことが難しい(相場観が必要)
  • ロングの場合、通常は価格調整額がマイナスで毎月発生する
  • 指値でない場合、売り抜け時に素早い判断力が必要

しかし、ショートとロングの両方で利益を得ることができれば、ショート→ロング→ショート→ロング…といった永久サイクルによりショートだけよりも倍の利益になるはずです。

ということで、今回は初めて米国VIロングにトライしてみました。

VIXが低値で安定している時が仕掛けどき

今回トライする理由としては:

  1. VIXが直近の底値に近づいている
  2. 10/30のFOMCがVIX上昇のトリガーになることを期待
  3. 年末までに株価調整→VIX上昇があると予想

などが挙げられます。

1については、誰でも思いつく妥当な判断だと思います。
2については、市場の予想が90%以上利下げで、楽観的です。もしその場合VIXに影響なしですが、そんな楽観的見解を疑い、逆張りとして勝負してみます。
そして、3.たとえ今回VIXが上昇しなくても、年内には相場は崩れると予想して、トライというわけです。

まずは少量でチャレンジ

今回は初めてのチャレンジなので、購入額は最低単位です。
ですので、米国VIが5ドル上昇しても5000円ちょっとの利益にしかなりません。
当然損失も最小限なので、気楽に楽しんでみようと思います。

購入日:2019年10月29日
建単価:15.63USD

いちおう指値売り22USDとしているのですが、実際はどうなることやら。
初めてのことなので、まずはいろいろ楽しんでみましょう。
投資は楽しんでなんぼな側面もありますから。

期限について

なお、今回のロング投資については概ね年末年始あたりまでを期限にしようと考えています。
ロングでは価格調整額がマイナスになりますから、どこかで見切る必要はあります。

VIXはいずれ上昇するので無期限にポジションを持つのもいいですが、戦略なくホールドすることは投資ではさせるべきことですし。