2019年9月:つみたてNISAの成績

つみたてNISAは毎月の配当はありませんが、毎月月末に成績を振り返っていきます。
WealthNavi/iDeCoとともに、トラリピ(FX)のリスクヘッジという役割で投資していますので。

2019年9月の結果は以下のとおり:

9月は通常通り月3万円の積み立てを実施。
今の経済情勢だととくに利回りが良いわけではないですが、貯金感覚で淡々と積み上げています。

損益はほぼ+3%程度です。
ただ、現在の投入額では恩恵は感じにくいですね。
積立投資は10~20年のスパンを振り返ってこそ、その威力を実感できる投資ですから。

個人的には投資開始の前半(10〜15年)は低価格で積み立て、後半(10〜15年)はぐんと価格が伸びることを期待しています。
もちろんその方が複利効果を最大限活かせますので(詳細は以下の記事)。

現在の株価は米国を中心に比較的高止まりなので、どこかのタイミングで暴落してくれた方が積立には有利なのですけど。

つみたてNISA開始以来の積み立て額と評価額をグラフで示します。

投入額と総資産額はほぼ同じレベルで推移しています。
といってもまだ9ヶ月だけ。
今後5年、10年と経って、過去を振り返る時が楽しみです(結果がどうあれ)。

△は月3万円(ボーナス時5万円)の積み立てを「eMaxisSlim S&P500」と「ひふみプラス」の2つの投資先に均等に投資しています。
米国を代表するインデックス vs 日本のアクティブ投資といった戦いです。

両者のこれまでの戦績は以下のとおり:

若干eMaxisSlim S&P500の方がリードしそうな雰囲気なのですが、ひふみプラスもしぶとく食らいついています。
ただ、積立額が大きくなればなるほど、リターンの差は同じ%でも額としては大きくなるので、より明確な差となって現れるでしょう。

現在は米国一人勝ちの状況ですが、いつかそれも終わる時が来るかもしれません。
その時こそひふみプラスが逆転するチャンスかもしれないです。

ところで、つみたてNISAは2018〜2037年の間、毎年40万円までが非課税という太っ腹の制度です。
月々3万円ちょっとなので、無理なく開始できる投資だと思います。

さらに、終了年を投資開始年から20年後に改正する方向だそうです。現在はいつ開始しようとも2037年までなので、実現すれば多くの人にとって朗報ですね。

各投資は、投資した年から20年間非課税ですので、少額とはいえありがたい優遇制度です。
そして、最近の商品ラインナップは低コストの優れた商品も多いので、初心者にも優しい投資だと思います。

また、公的年金だけでは長生きリスクに対処できないことは明らかになってきましたので、自分で年金作りは必須項目になりつつありますし。

つみたてNISAは「非課税」「低い手数料」というアドバンテージがあるので、積立型の投資の入門には良い選択だと思います。

また、リターンは低くとも、低リスクで時間をかけて増やす商品がほとんどですので、初心者向きといえるでしょう。

iDeCoは掛金が非課税ですが、60歳まで引き出すことができず、そこにハードルを感じる人もいるでしょう。
それなら、まずはつみたてNISAから始めてみるのもいいと思います。

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