2019年7月:つみたてNISAの成績

つみたてNISAは毎月の配当はありませんが、毎月月末に成績を振り返っていきます。
WealthNavi/iDeCoとともに、トラリピ(FX)のリスクヘッジという役割なので。

2019年7月の結果は以下のとおり:

7月は再びいつも通り月3万円の積み立てに戻ります。
2019年の積み立ての後半戦がスタートです。

損益はおよそ4%のプラスで堅調な成績です。
とはいえつみたてNISAは20〜30年スパンで考える投資。
毎月上がった下がったで一喜一憂するものでもないですね。

個人的には投資開始の前半(10〜15年)は低価格で積み立て、後半(10〜15年)はぐんと価格が伸びてほしいものです。
その理由は複利効果を最大限得たいから(詳しくは以下の記事参照)。

まあ、そんな都合よく相場が動いてくれるわけはないですけどね。

つみたてNISA開始以来の積み立て額と評価額をグラフで示します。

投入額と総資産額はほぼ同じラインをたどっています。
これが20〜30年後、オレンジのラインが黄色のラインを大幅に上回ってくれると嬉しいのですが。
でも今現在からそんな先のこととても想像できないけれど。

投資というのは本当に長期戦なので結果が想像しにくく、先のことがわからないので、毎月一喜一憂してもしょうがないのですよね。

ということで総資産の推移はチェックはするものの、それほど気にしているわけではありません。
ただ退屈なので、2つの投資先の比較をしてちょっとは楽しんでいます。

2つの投資先は「eMaxisSlim S&P500」と「ひふみプラス」
米国のインデックスと日本のアクティブ投資ですね。

二者の戦いは以下のとおり:

現在のところ仲良くくっついていますが、7月になってほんの少しS&P500が抜け出していますね。

日本株はとにかく割安で購入できることが魅力。
しかしなかなか値上がりしないんですよね。

いっぽう米国株は決していつも割安というわけではないのですが、過去のデータを見るに常に右肩上がりでの成長。
たとえ割高で購入しても値上がりがそのデメリットを打ち消しそうです。

個人的にひふみプラスに勝ってほしいのですが、日本株はなあ。。。
米国株が上昇するとその半分値上がりし、米国株が下落するとそれ以上に値下がりするパターンなので。
政府の買支えや外国人投資家の占有が続いている限り、日本株の未来は暗いですねぃ。

ところで、つみたてNISAは2018〜2037年の間、毎年40万円までが非課税という太っ腹の制度です。
それぞれの投資は、投資した年から20年間非課税ですので、このチャンスを逃す手はありません。
また、非課税だけではなく、手数料の安い商品が厳選されているということも画期的です。

なぜここまで手厚いのかといえば、もはや十分な年金が支払えないからですね。
政府も最近になり、「年金以外に自分で金を用意しろ」と公言するようになりました。

つみたてNISAは「非課税」「低い手数料」というアドバンテージがあるので、積立型の投資の入門には良い選択だと思います。

iDeCoは掛金が非課税というさらなるメリットもありますが、導入が複雑で掛金の引き出しは60歳までできません。
iDeCoはハードルが高いなあという人は、まずはつみたてNISAから始めてみるのもいいと思います。

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