2020年12月の不労所得

ダウ平均が市場最高値を更新して幕を閉じた2020年12月。
そのような状況下で今月の投資成績はどうなったのか?

2020年12月の不労所得

合計-161034でした。
先月の不調から一変し、目標(月3万円)の1.5倍の成績に落ち着きました。

不労所得の内訳は以下の通り(イエローの行) (単位:円):

上記は過去13ヶ月分のデータに絞っています。

FTSE100を損切りしたのでトータルでマイナスの結果になりました。
損切りした理由は以下の2つ:

  1. 現在商品でのFTSE100は2021年3月で強制決済されるので、下落する前に決済したかった
  2. 2020年の確定利益を減らして節税したかった

2つとはいえ、1がメインの理由で、2はそれに付随する効果のようなものですね。
FTSE100は、できればプラスに転じた時点で決済したかったのですが、なかなか上昇に転ずることがなく、強制決済の3月が迫るなか、年内に決済した方が節税効果もあって良策と判断しました。

この結果、2020年の利益(含み益も含む)は414038JPYとなり、目標としていた月平均3万円を少し超える程度に落ち着きました。

月ごとの不労所得の合計をグラフにしてみました。

こちらは投資開始時(2018年6月)からの全データになります。
利益のほとんどはCFDでの決済によるものです。

12月のマイナスは先に述べた通りFTSE100を損切りしたものによります。
これで投資上の懸念となるファクターは排除されたので、来月以降はまたプラスの不当所得に戻ると思います。

月ごとの集計に累計の不労所得額を重ね合わせたのが以下のグラフになります。

100万円を目前にしていましたが、約75万円に急減。
ただ、この減少は2020年3月までに高確率で起こったであろうことなので仕方ないですね。

10年〜20年単位の長い目で不労所得を積み上げていきたいと思います。

資産評価額

資産評価額の推移も記録しておきます。
投資へ投入したお金(種銭)が、今現在いくらになっているかに関するデータです。

△は資産評価額より不労所得狙いで投資をしていますが、それでも「資産評価額>種銭」だとなお良いと思います。

FTSE100を決済したと話しましたが、その他にトライオートETFも決済したため、投入額は減少しています。
なお、トライオートETFは価格が天井に近づいたと判断しての利益確定売りですので、損切りではありません。

ともあれ、2つの投資先を決済したことにより、投入額は125万円程度減少しています。
また、資産評価額もそれに比例して減りましたが、株式市場が絶好調なこともあり、黒字額自体は増えています。

2020年12月末現在は以下のとおり。 (二重下線は不労所得が発生する項目。単位:円)

過去13ヶ月分のデータに絞っています。
グリーンはコア投資(メインの投資先)、イエローはサテライト投資サブの投資先)を示します。

今月は投資額に対して、およそ74万円の黒字です。
日米を中心に株式市場は好調ですが、いつバブルが弾けるとも分かりませんので、FTSE100とトライオートETFを現金化したことが吉と出るかもしれません。

グリーンの投資先は長期投資なので、株式・為替市場の動きに関わらずホールドし続ける方針ですが、イエローの投資先は暴落する前に適時キャッシュ化して逃げる戦略が適切かもしれません。

各投資先の割合を円グラフにすると以下のようになります:

投入額の比率は、
コア投資:86%(前月比+10)
サテライト投資:14%(前月比-10)
(四捨五入のため合計100にならない場合あり)

現在バブルの天井で、そろそろ暴落の雰囲気を感じているので、サテライト投資から資金を引き上げました。
この予想が当たるか外れるかは神のみぞ知るですが、リスクを低めにとり、まったりな投資を目指しているので、一応方針通りの投資法です。

2020年12月現在、7259000円を投入しており、時価残高は8018992円です。
含み益は74万円ですが、これは毎月増減するでしょうから、良くても悪くても気にしないようにしましょう。

来月以降はどうする?

欧米では大規模金融緩和が継続中ですが、そろそろキャッシュの流動性も枯渇することでしょうか。
ということで、調整がくることを期待しています。

ということで、現在はキャッシュを増やして次の動きを待っているところ。
すでに実行に移したこととしては、米国VIのロングポジションを取りました。
これは宝くじ的な感覚なので、それほど期待はしていませんが。

投資を始めて2年半、ようやく自分のスタイルが確立してきました。
一番最初に決めた方針から大きく外れているわけではありませんが、各投資先への知見と経験が増えてきたので、より強固になったと思います。

メインの長期投資を中心に据え、サテライト投資では腹8分目程度の成功で満足するのが自分に合っているかなと感じています。

これは年始に実施している立志で確認していくことになるでしょう。

各投資先の月次レポート

各投資先の月次レポートは以下のリンク参照(記事作成次第リンク):

2020年12月:トラリピからの不労所得
2020年12月:Wealthnaviからの不労所得
2020年12月:つみたてNISAの成績
2020年12月:iDeCoの成績
2020年12月:個別株の成績
2020年12月:FTSE100からの不労所得
2020年12月:VIX系投資の成績
2020年12月:トライオートETFからの不労所得
2020年12月:スワップからの不労所得

来月も頑張りましょう。

▶︎じっくり戦略のコア投資:

トラリピ:FXの自動売買(初心者はレバレッジは低く設定すること)
マネースクエア
WealthNavi:海外ETFを毎月積み立て

WealthNavi
つみたてNISA:投資信託を毎月積み立て。税制優遇あり

SBI証券[旧イー・トレード証券]
iDeCo:投資信託を毎月積み立て。税制優遇あり

【確定拠出年金(iDeCo)専用】SBI証券

▶︎がっつり儲けたいサテライト投資:

トライオートETF:底値を狙ってスイングトレードに
インヴァスト証券「トライオートETF」