トライオートETFとはCFDの一種で、ETFを自動売買する投資商品です。
ETFといえばWealthNaviのように、長期ホールドして将来の値上がりを待つ投資法もありますが、それに対して、トライオートETFでは短期間に売買を繰り返します。
基本的に「上昇相場&ロング取引」で強みを発揮しますが、下落時にも利益を拾えるように自動売買の設計がなされています。
CFDなのでレバレッジもかけられ、相場急変時のリターン率は極めて優秀です。
2020年11月のトライオートETF結果
(直近13ヶ月のデータを提示しています)
今月は再び値上がりに転じ、順調に決済を重ねて利益が確定できました。
新規に設定したポジションからの利益がほとんどになります。
相場下落時はからっきし利益は出ませんが、値上がり時は爆発的に利益が出ます。
まさにトライオートETFの特徴がよく出ています。
毎月の損益に累積損益のグラフを重ねてみます。
今月は16万円に迫りつつあります。
ほとんどコロナ・ショック以降の利益ですので、実に効率よく利益を出せています。
保有ポジション
2020年9月にトライオートETFはリニューアルが実施され、全ての建玉が決済注文以外取り消しになっています。
そのため、現在はその取り消し後の通常の建玉と、10月に新規でとった自動売買の2本になります。
今月は値上がり基調でしたので、建玉の決済が進み、含み損も解消してきました。
ナスダック100トリプルのチャート
過去1年分のチャートです。
コロナ前の最高値は超えているものの、その後記録した最高値にはなかなか届かず。
コロナ対策でばらまかれたキャッシュが全て投資に回り、流動性が低下しているためか、上値が重いですね。
今後の予想
一旦コロナ・ショック前の水準まで調整されたNDXトリプルですが、ここから再度値上がりすることは間違い無いでしょう。
ただ、そのペースがどの程度になるのかは予想できません。
アフター・コロナを見据えるとハイテク市場であるナスダックは有望なんでしょうが、どのようなマイナス要因が水を差すかわかりませんし、1年程度に長引くことも想定しておく必要がありそうですね。
今後行うこと
現在のポジションは決済のみと自動売買の26建玉。
年内はこれが決裁されるのをじっくり待つことにします。
旧バージョン時の決済のみのポジションだけは、多少の含み損ならば決済してスッキリするのも手かもしれません。
さらにレートが下落する様なら、ボーナス時に自動売買の建玉を追加しても良さそうです。
トライオートETFはスイングトレードの手法で、下落時に建玉を得るのが最適解ですので、焦らず下落を待つのも重要です。