トライオートETFとはCFDの一種で、ETFを自動売買する投資商品です。
ETFといえばWealthNaviのように、長期ホールドして将来の値上がりを待つ投資法もありますが、それに対して、トライオートETFでは短期間に売買を繰り返します。
基本的に「上昇相場&ロング取引」で強みを発揮しますが、下落時にも利益を拾えるように自動売買の設計がなされています。
CFDなのでレバレッジもかけられ、相場急変時のリターン率は極めて優秀です。
2020年8月のトライオートETF結果
(直近13ヶ月のデータを提示しています)
今月も一貫して価格が上昇して、利益を積み重ねました。
また、窓開けで爆上がりするケースも多々あり、トライオートETFの威力をまざまざと見せつけられた1ヶ月でした。
先月に引き続き、価格の上昇が続いて利益が順調に出せました。
投入金額はわずか20万円なので、年利換算190%近い数字。
1年間継続すれば資産が3倍になるという、差金決済系投資としては破格の効率を誇ります。
毎月の損益に累積損益のグラフを重ねてみます。
5月と6月は落ち着いていましたが、好調なナスダック市場のおかげで再び加速中。
累計12万円に到達しました。
ナスダックトリプルは、コロナ・ショックほどの大きな暴落〜回復時でなくても、「トリプル」の名に恥じないボラティリティの大きな値動きが特徴ですので、今後もチャンスがあるでしょう。
保有ポジション
内訳はナスダック100トリプル・ヘッジャーで、ロング18本です。
(本来ヘッジャーはロング18本+ショート9本の合計27本で構成されますが、ショートのメリットが小さかったため、ショート9本は削除しています)
コロナ・ショック以来一貫して値上がりが続いているため、なかなか追加ポジションを設定できずにいます。
15%以上の下落があれば追加ポジションを取るのですが。
ナスダック100トリプルのチャート
過去1年分のチャートです。
コロナ・ショック前の値を大きく超えて、価格は未知の領域へと入っています。
金融緩和の威力とはいえ、ここまで実体経済と乖離していると、今後の暴落があるのではと疑心暗鬼になってしましますね。
今後の予想
コロナ・ショックによる実世界のパニックと相反して、ナスダックを含む株式市場は好調なようです。
実体経済と全くリンクしていない原因は各国政府が投入する緩和マネーによりますが、リーマン・ショック時の対応への反省を踏まえていることは間違いありません。
となると、リーマン・ショック時に到来した二番底や三番底はやってこないかもしれません。
ただ、コロナ・ショック前の最高値に達した後は、調整を警戒しておこうと思います。
今後行うこと
現在のポジションはナスダック100トリプルヘッジャーを1本のみ。
もう1本は価格が天井に達した際に解消したので、現金で次の価格下落に備えています。
(この記事執筆時)現在の直近の最高値は175。
そこから15〜20%の下落で追加ポジションを得る予定。
ということで、実際に大きめの調整が入ったので、ナスダック100トリプルヘッジャーを1本追加しました。
今回の調整は多くの人が予想していたので、証拠金の入金など、事前に準備ができてスムーズでした。
ナスダックトリプルのような値上がり値下がりが激しい商品は、スイングトレード向きの商品。
こういった確実に取れるチャンスはしっかりものにして、不労所得を積み重ねていきたいですね。