2018年8月:スワップからの不労所得

2018年8月のスワップ結果

●トルコリラ
証拠金60000円に対してリターンは699円でした。
詳細は以下の通り

投入額が0円なのは、8/12で損切りしたから。
元々エルドアン大統領の政策がまずかった上に、アメリカともやりあってしまったことがトドメになり、トルコリラが急落したのですよね。

各通貨の状況

●トルコリラ

一時期1 TRY=15円を切ったけれど、その後は18円付近をうろうろ。
1週間の犠牲祭 (トルコでは休日です) では動きがなく、休み明けはジリジリ下がり始めてますね。

あと、スワップポイント自体に関しても、大きな変化が起きています。
管理人はマネックスで取引してるのだけれど、リラショック前は1日1000通貨あたり約10円だったものが、8/31には4.5円まで下がっています。

トルコの政策金利は今年、8%→16.5%→17.75%に上がったものの、FX各社のスワップポイントはそれほど上昇していません。
さらに、今回は17.75%と変わらないのに減っています。

これはおそらく、
1. トルコの短期金利の急落
2. FX各社の判断

によるものでしょう。
ここのところFX各社のスワップポイント競争は過熱してましたから、いい機会なので (どさくさに紛れて) 適正値に戻したといったところでしょうか?
FX会社の公式見解は1だけだと思いますが。

今後の予想

あいかわらずトルコもアメリカも一歩も引かない様子だし、そもそもトルコのインフレが実質的には25~30%ともいわれているので、為替の安定材料は見つかりそうにないですね。

さらに、リラショックに触発されて、新興国通貨が軒並み下落。
そしてデフォルト常習犯のアルゼンチンペソまで急落して、負のスパイラルに陥ってますね。
これが中国やインドに飛び火して、さらには世界的なリセッションにつながるか。。。

今後行うこと

そんなこんなで、もし今回の騒動が新興国の範囲内で収束するようなら、スワップを再開しようかなと考えてます。
ただ、影響が世界的に広がるようなら、別の商品に手を出そうかと。

いずれにせよ、状況によって適切な商品を買えるように、知識と経験を増やさなくてはなあ、と痛感してます。

管理人はマネックス証券で積み立てています:
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