「トラリピ1クリック」を試してみました1:2019年3月1日号

2018年6月よりトラリピ(マネースクエア社が提供するFXの自動売買)を運用している管理人。
予想よりも実質レバレッジが低い状態での運用が続いています(だいたい1倍以下)。
それは低リスクな運用を実施している証ですが、同時に投資効率の低さの表れでもあります。

追加注文で実質レバレッジをもう少し上げて、投資効率を高めたいと思いつつも、どのような設定にするか迷っていました。
ということで、マネースクエア社が定期的に提案しているトラリピ1クリックを試してみることにしました。

トラリピ1クリックとは?

マネースクエア社がトラリピの利用者向けに提供しているサービスの一つです。
その時々の相場環境に合わせて、トラリピの発注設定を提案してくれます。

通常、毎月2回、各回3通りの設定モデルが提供されています。
ただし、相場状況によっては頻度やモデル数は変わることもあるそうです。

あと当たり前ですが、トラリピ1クリックの設定に従ったからといって、必ずしも利益を得られるとは限りません、とのこと。
トラリピまでたどり着く投資家にとっては分かりきってることだと思いますが、いちおう明示しておかないとトラブルになりかねませんしね。

投資戦略というのは、どうしても自分の性格が反映されやすいもの。
そしてそれは偏った戦略に陥りがち。
より多様な戦略を学ぶためにも、このようなサービスを利用するのは良いことだと思います。

今回選んだモデル

今回はUSD/JPYの売りのモデルを選択しました。
右側の発注内容確認を選択すると発注内容が確認できます。

その発注内容は以下のとおり:

マネースクエア社によると、この設定を勧める理由は以下のとおりです:

管理人は広い発注レンジ(15円〜)+ストップロス(損切りライン)無しという組み合わせで、AUD/JPYとCAD/JPYを運用しています。

逆に言うと、狭い発注レンジ+ストップロス有りは経験がありません。
今回のモデルはその経験を積むという意味でも良いと判断しました。

ちなみに想定資金とされる100万円は入金しません。
なぜなら、今回の目的は実質レバレッジを上げ、もう少し投資効率を高めること。
ここで追加入金をするとその検証ができなくなってしまいます。

発注

発注はとても簡単です。
発注内容の画面の下部に、1クリック発注設定(トレード画面が開きます)というボタンがあるので、それを選択します。

するとトレード画面に移り、発注内容が確認できます。
右側のチャートでは、現在のレート/発注レンジ/ストップロスが一目で分かり、もし設定を変える場合には参考になります。

管理人は注文金額を0.4→0.2万に減らして、リスク軽減を図りました。
そして、左下の確認する→を選択すると最終確認です。

こちらが最終確認の画面。

管理人が注意しているのは、左下の損失額(ストップロス価格約定時)です。
上の画面では-48100円になっていますね。
これが最大の損失額になりますので、ここを確認しながら細かい調整をしました。
注文金額を0.4→0.2万に減らしたのは、ここの損失額を50000円以下にしたかったからです。

ということで、すべての設定に納得したら注文するを選択して設定完了。
たしかに簡単ですね。UIも直感的に分かりやすいですし。
あとは結果を待つのみ、結果がどうあれ恨みっこ無しです。

運用結果

2019年3月25日に運用を終了しました。
結果は以下のとおり:

リピート回数:11回
確定利益:8800円
決済時損益:-1160円
スワップ:-470円
合計損益:7170円

運用期間中のチャートは以下の明るい部分(3/8~3/25)

マネースクエア社の予想通り上値を押さえつけられてドル安傾向でした。
ただ、FOMC後に急落するも110円付近でもちこたえ、下限予想には届かず。

FOMCでは利上げの凍結が発表され、一時的にドルが買われたものの、「利上げできないほど、そんなに景気が悪いのか」と投資家が気付いて、一転ドル売りに至ったようです。

リピート・決済の履歴

FOMC後の急激な円高のおかげで、かなりリピートしてくれました。
その後落ち着いたと判断し、決済。
決済タイミングをミスしたので、今後はこういうことはないようにしたいです。

今回の「トラリピ1クリック」は、レンジの下限まで達しなかったこと以外、予想は完璧でした。
すごいね、マネースクエアの中の人。
ということで、勝手に星★★★★☆です。

トラリピが気になるな〜というかたはこちら:
マネースクエア