2018年12月:トラリピからの不労所得

2018年12月のトラリピ結果

ポジションはAUD/JPYとCAD/JPY。
リターンは4336円でした。
詳細は以下の通り:

相場は急速に円高が進んでいるのでポジションは増えたものの、円安方向の反転がほとんどなくて決済がほとんどありません。
あと「ポジションが増える=含み損が増える」なので、順調に時価残高は減っています。

ただ、これが本来のトラリピの姿ですよね。
相場が動いてその過程で利益を確定する。
ですので、「やっと動き出したか」というのが本音です。

実質レバレッジも1倍をようやく超えたところ。
「現在の設定だと、この程度の変動(10%の円高)でこうなるのか」ということが実体験としてよく理解できます。
やはりシミュレーションでよりも実際の取引からでないと学びは得られないですね。

各通貨ペアの状況

●AUD/JPY

1AUD=84JPYから77JPYに下落してしまいました。
後日記事にしますが、中国の景気減速や米中貿易戦争の影響は大きいでしょう。

少し反発するシーンもあったのでそこで利益は出たものの、全体として下落基調なのでポジションが増え続けただけでした。
今後反発するのを気長に待つとしますか。

●CAD/JPY

こちらも円高基調で、1CAD=86.5JPYから80JPYに下落しました。
豪ドルに負けず劣らず急速な動きですね。

実は買いトラリピを95~80円で仕掛けていたので、80円のラインを下抜けると新たなポジションを持つことはありません。
これ以上含み損が増えないことを意味しますが、同時に将来の利益の種もなくなったということです。
ただ、不安定な相場なので含み損が増えない利点のほうが大事かなと思います。

今後の予想

トランプさんが円高を望んでいるので、USD/JPYも基本的に円高傾向になるでしょう。
となると、豪ドルと加ドルも同じ傾向になると思います。
しかも対米ドルよりボラティリティは大きいはず。

豪ドルは買いトラリピを85~70円で仕掛けていますが、加ドルはこれ以上円高になってもポジションを持てません。
もし豪ドルの残りの買い注文が成立したとして、実質レバレッジは2.2倍程度です。

さすがに無抵抗でやられるがままということはないと思いますが、日本側もちょっとは円高に抵抗して欲しいのですが。

今後行うこと

先月の記事で、こんなことを書いてました:
「ただ、トラリピの試算表で見積もった結果に基づき、最悪のケースに耐えうる設定にすることを優先します。」

実際起きたんですよね、フラッシュ・クラッシュが。
もし追加の買いトラリピを仕掛けていたら、含み損が大幅に増えていたかもしれなかったです。
結局知識のないうちは「何もしない」が正解ですね。

「順調であっても、最初に自分の決めたルール通りに進めます。」という方針が正解ということです。
ということで、とくに設定はいじらず現状維持で乗り切ろうと思います。

トラリピが気になるな〜というかたはこちら:
マネースクエア